「私たちは出所してきたんです」
「殺人罪で服役してたのです。...
 息子を二人で殺したんですよ」
ご主人「....そういえば何年か前事件が報道されていましたね」

「そうです。
家庭内暴力です。

息子の暴力がだんだんひどくなり
このままでは妻も私も殺されると思うほどになったのです
どうすることもできなかった

何を言っても、息子の暴力は止む事がなかった
思いあまり、妻と殺すしかないと、決心たのです

そして、私は息子の首を絞め、妻は自分が生んだ息子の頭をかなづちで殴りつけました。

頭蓋の陥没する鈍い音

叫び声

飛び散る血潮

ああ悪夢です。

しかしまぎれのない現実だった
私たち家族の

刑務所で

何のため

なぜ

と なんども眠れぬ夜月期日とともに

過ぎゆきました


けれど納得いく答えなど返ってはもちろんきませんでした

誰のせいでもないでもない、私たち一家の宿命とあきらめるしかなかった。


.......




人間って大変な生き物だな  わんわん