2025年2月7日から公開されている『ファーストキス 1ST KISS』を観ました!(鑑賞日:2025年2月9日)

 

 

映画『グランメゾン・パリ』を観たときの映画館の予告を観て、観ようかなと思いました。ちなみに、『グランメゾン・パリ』の監督も、塚原あゆ子さんです。

タイムリープという非日常的設定ですが、日常の「あるある」が丁寧に散りばめられていて、違和感なく感情移入出来ました。結婚生活のシーンや「結婚は解像度があがる。見逃していた欠点が4Kで見えてくる」などのセリフには、何度も頷く場面が盛りたくさんで、自分でも思い当たるところが多々あり、苦笑いでしたてへぺろ

 

もともと松たか子さんは好きな女優さんですが、松たか子のコメディエンヌっぷりがとても良かったし、29歳と45歳を演じ分けた熱演が良かったです。

カンナが何度も2009年にタイムリープして会いに行ったことで、15年の結婚生活は大きく変わり、前半の冷め切った夫婦から、後半の仲良しな夫婦像が対比されるように描かれていました。

後半は涙が止まらず、カンナに残した手紙で号泣でしたえーん「結婚とは?夫婦とは?」のテーマを投げかけた良作です。気に入らないときもあれば、ケンカするときもあるけれど、それも含めて妻の存在の大切さを改めて感じることができた作品でしたニコニコ

 

解説

「花束みたいな恋をした」「怪物」の脚本家・坂元裕二と「ラストマイル」「わたしの幸せな結婚」の監督・塚原あゆ子が初タッグを組み、オリジナルストーリーで描いた恋愛映画。

結婚して15年になる夫を事故で亡くした硯カンナ。夫の駈とはずっと前から倦怠期が続いており、不仲なままだった。第二の人生を歩もうとしていた矢先、タイムトラベルする手段を得たカンナは過去に戻り、自分と出会う直前の駈と再会。やはり駈のことが好きだったと気づき、もう一度恋に落ちたカンナは、15年後に起こる事故から彼を救うことを決意する。

主人公カンナを松たか子、夫・駈をアイドルグループ「SixTONES」の松村北斗が演じ、研究員の駈のことを気にかける大学教授・天馬市郎役でリリー・フランキー、駈に恋心を抱く天馬の娘・里津役で吉岡里帆、カンナと共に働く美術スタッフ・世木杏里役で森七菜が共演。

 

ファーストキス 1ST KISS : 作品情報 - 映画.com