2019年2月1日から公開されている『七つの会議』を観ました。(鑑賞日:2019年2月10日)

 

解説
テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名企業犯罪小説を、野村萬斎主演で映画化。

中堅メーカー・東京建電の営業一課で万年係長の八角民夫は、いわゆる「ぐうたら社員」。トップセールスマンで、八角の年下である課長の坂戸からは、そのなまけぶりを叱責され、営業部長・北川誠が進める結果主義の方針の下、部員たちが必死で働く中、八角はひょうひょうとした毎日を送っていた。そんなある日、社内でパワハラ騒動が問題となり、坂戸に異動処分が下される。坂戸に代わって万年二番手に甘んじてきた原島が新しい課長として一課に着任するが、そこには想像を絶する秘密と闇が隠されていた。

八角役を自身初のサラリーマン役となる萬斎が演じ、香川照之、及川光博、片岡愛之助、音尾琢真、立川談春、北大路欣也といった池井戸ドラマ常連俳優が顔をそろえる。監督は「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など、一連の池井戸ドラマの演出を手がけた福澤克雄。

 

【感想】

 

テレビドラマ化もされた池井戸潤の同名企業犯罪小説を、野村萬斎主演で映画化。香川照之、及川光博、片岡愛之助、立川談春、北大路欣也といった池井戸ドラマ常連俳優が顔をそろえています。監督は「陸王」「下町ロケット」「半沢直樹」など、一連の池井戸ドラマの演出を手がけた福澤克雄。

ぐうたら社員が実は凄腕で、社内の悪をあぶり出し、最後には正義のヒーローになる・・・というスーリーです。企業におけるデーター改竄問題をテーマにした内容で、テンポのよさと、真実に迫る緊張感に引きこまれました。現実に、多くの企業の偽装が発覚していますし、自分の保身のために、おかしいと思いながらも上司に従わざるを得ないということは多かれ少なかれあるでしょうから、サラリーマンなら、ものすごく共感する部分があるのではないかと思いました感動

個人的には、同じ企業内告発ものでも、物語としては昨年観た「空飛ぶタイヤ」の方が断然リアリティーがあって良かったと思いますザンネン…。

TBSの日曜9時のドラマの顔ぶれが多く、本作でも、木下ほうかさん、土屋太鳳さん、立川談春さんが出ているので、「下町ロケット」を見ているのかと思ってしまいました苦笑

見終わったら、なぜかドーナツドーナツが食べたくなりました!?