
10年後と言えば、もう50代半ばですよ。もう、初老なのかもなぁ


もう結婚しているかな




そもそも人間は常に変化していくもので、その変化をプラスの方向に持って行くことができれば、それは成長するということに他なりません。10年前に私が今の自分を想像できたかというと、まったく想像はできていません。10年前に見えた景色と、今見える景色はまったく違います。今の自分が、10年前に想像できていたかどうか。振り返ってみても、想像できていなかったと思います。私がうつ病を発病したのは、今から8年前だから、10年前に自分がうつ病になるなんて想像もしていませんでした。また、10年前に今のスマホやSNSなどのインターネットサービスがあることすらも想像していませんでした。
みんなが人生の未来を見定めようとしますが、数年先、数十年先どころか、明日のこともわからないのが、人生の現実です。10年後の自分など、実は想像できるはずもなく、何も見えない暗闇の中で、むやみやたらに鉄砲を撃つようなものです

もし人生を長期で捉えたいのなら、それは5年をひとつの人生として捉えること。
5年おきに人生が変わる。人生のステージが変わる。
そう考えると、毎日に対する緊張感が生まれます。
将来を具体的に想像し過ぎないこと。今を大事にし、目標には抽象性を一段高める、自分の内面的なキャパシティを増やしていく努力を推し進めること。5年後の次の人生のステージに、どこにでも行ける自分を作り上げておくこと。そのための5年間にすること。
あえて言うなら、10年後は、
「10回目の人生が終わって、11回目の人生が始まるよ!」
と言いたいと思います
