読者にもなっている「うつ病、ストレスを癒すヒーリング・サロンの谷口さん」のブログを読んでいたら、YouTubeYouTubeの画像を見ました。

私はYouTubeも含め、動画はほとんど見ないのですが、谷口さんのブログでは、以下の動画を紹介していました。

「うつ 薬 多剤大量処方 わたしの場合」
「「うつ 薬 多剤大量処方 わたしの場合 減薬と社会復帰」


うつ病患者の、薬の大量処方の実態についての動画ですが、ある人の実体験を、イラストなどで、とても分かりやすく、伝えています。

■動画「うつ 薬 多剤大量処方 わたしの場合」こちら



この方は、派遣で事務職に就いてから、うつ病を発病したようですが、動画中に流れるテキストの文字・・・

(女医の言葉に対して)このひとは病気になった派遣社員が、どれだけ次の仕事に就くのが難しいか、わかっていないから、こんなふうに軽々しく辞めろと言えるんだ。

休養して復職できる立場じゃない
企業の歯車にさえしてもらえない派遣は
歯車を支えるパーツ
パーツは壊れてるってバレたら捨てられちゃうんだ
修理なんかしてもらえないんだよ
あなたにわかるもんか
病気になっても復職が約束されてるあなたに
崖っぷちで生きてる私の気持ちがわかるもんか

わたしは自分から辞めるとは言わなかったが
結局派遣会社から契約途中で解雇された

私もうつ病を発病したのは派遣就業中だったので、休職という選択は始めからなく、派遣会社から契約途中で解雇されました。なので、発病しても正社員で休職できる人がうらやましかったし、次の仕事に就く難しさも感じたので、動画を見ていたら、当時のことを思い出して、共感し、涙してしまいました泣


その動画の続編を、紹介します。減薬と、社会復帰について、分かりやすく解説しています。

■「うつ 薬 多剤大量処方 わたしの場合 減薬と社会復帰」こちら



抗うつ薬などの大量処方の問題については、いつだったか確かNHKの番組で放送したのを見た記憶があります。通院して、医師に症状が改善しないことを伝えると、医師が「薬を追加しましょう」とどんどん薬が増えていくという話はよく聞きます。うつ病の治療に使われる薬は、抗うつ薬、抗不安薬、睡眠薬などの系統に分かれますが、同系統の薬はまず1種類で治療を始めるのが一般的だと言います。治療を続けていて同系統の薬が3種類以上処方されたら、別の医師の意見(セカンドオピニオン)を聞いた方が良いとも言われています。

私の場合はどうだったかあまり記憶がないのですが、今服用している抗うつ薬は、「トレドミン」と「アモキサン」。「トレドミン」=SNRI、「アモキサン」=三環系ですが、抗うつ薬が2種類処方されています。できたら1種類に減らしたいですよね。まぁ、2種類なら許容範囲なのかもしれませんが。

うつ病で闘病中の方のブログを読むと、薬がてんこ盛り状態の方がときどきいらっしゃいますが、その薬がどの系統なのかが分かるくらいの知識は持って、同系統の薬が2種類以上処方されていたら、主治医に聞いてみることも必要ではないかと思います。

谷口さんもブログで書いていましたが、薬は治療には必要ですが、薬だけ服用していたら、うつ病は治るかというと、私自らの体験から、薬だけでは治らないと思っています。うつ病を治すには、

「自分自身で、治そうとする気持ち」
「必ず治ると、信じる心」


が、絶対必要だと思います。そして、良い習慣や考えを、積極的に身に付けることも必要です。まさに今うつ病の底期にいる方は、そんな気持ち持てないと言うと思いますが、根拠はなくても「必ず治る」と信じていてほしいと思います。

今まであまり話してきませんでしたが、今後機会があれば、私がどのような習慣や考えを身に付けて、うつ病を治したかをお話ししたいと思っています。