今、『藤田晋の成長論』という本を読んでいるのですが、「なるほどなぁ・・・」と思いながら読むページが多い中で、「これはちょっと?」と思うページがありました。

それは、『“正論”を振りかざさない』というタイトルのページです。

以下、内容を一部抜粋します。

「納得いきません。本来は○○であるべきです!」-接待がメーンの営業手法に不満がある、不透明な人事制度評価が我慢ならない、労働環境が他社に比べて悪い・・・。どんな企業も多かれ少なかれ、非合理的な習慣や矛盾を抱えています。それらは一筋縄では解決できないことが多く、やむを得ないこととして黙認されていたりします。

そんな事情を深く考えずに「納得がいかない!」と、同僚や上司、会社と対立する人が時折います。自分の言ってることが常に正しいと思い込んでいるのでしょうか。それとも、抑圧された職場の中で皆を代表して戦っているつもりなのでしょうか。どちらにせよ、法を犯していたり、明らかに倫理的に問題がある行為を告発するケースを除き、職場で安易に対立構造を作ってしまう人は、“厄介者”として扱われて損をすることになります。

“頑固者”と“信念を貫く人”は、強く主張するという点では似ていますが、大きく異なります。信念を貫く人は、目的のためなら譲るべきところはあっさり譲ります。その方が目的を早く達成できるからです。一方の頑固者は、譲るべきところもプライドが邪魔をして譲りません。さらに、「理解できない相手が悪い」と他人のせいにします。

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これを読んでときに、先日のブログでも書いた 、繁忙期の人員のことで上司に直訴したことが重なりました。上司に口頭でお願いしたのに全然考えてくれないので文書にして提出したのですが、私の気持ちとしては、「納得がいかない!」という思いでしたし、「パートの同僚が誰も言わないから皆を代表して戦う!」という思いもあったと思いますが、これってただの“頑固者”なんでしょうか?pink自分なりの信念を貫いているつもりなのですが、ただの“厄介者”なんでしょうか?pink

仕事ができない新人とぶつかった のも、「勝手にキレただけ」と思われているのかも?と思ったら、何だか落ち込んできました凹む別に対立してるつもりはなく、より働きやすい職場にしたいと思って言ってるんですけどね・・・。自己啓発のために読んだ本なのに、自分の行動に自信が持てなくなってしまいました泣

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