映画「悪夢のエレベーター」オフィシャルサイト
どんでん返しつづきの堀部圭亮監督初長編作
【解説&ストーリー】
俳優、構成作家としても活躍する堀部圭亮の長編初監督作。木下半太の小説“悪夢”3部作の第1作を基に、エレベーターに閉じ込められたワケあり男女4人のスリリングな駆け合いを、テンポよく描く。4人の過去が交錯する中盤以降は、どんでん返しの連続。虚実入り混じる展開に、追い詰められた人間の究極の滑稽さが見えてくる。
急停止したエレベーターに閉じ込められた男女4人。妊娠中の妻から「生まれそう」という連絡を受けた男、小川は脱出方法を探すが、非常ボタンは故障、誰も携帯電話をもっておらず、助けも呼べない状態だった。そして、誰ともなくエレベーターに乗り合わせたいきさつを語りはじめる。牧原が超能力者だと告白したことがきっかけとなって、それぞれの、人には言えない過去が明らかになっていく。
゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚ ゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。..。.:*・゚
【感想】
小川順が目を覚ますと、そこは非常停止したエレベーターの中だった。そこには、3人の乗客!?がいた。関西弁のチンピラ風の男(内野聖陽)。ジョギングに出かけるところだったというの気の弱そうなマンションの住人の男(モト冬樹)。寡黙で不気味な雰囲気の、ゴスロリ少女(佐津川愛美)。
閉じ込められたエレベーターの中でわかってくるエレベーターに乗り合わせたいきさつ。エレベーターの中での展開が終わると、一気に謎解きへとスリリングに話は進みます。
前半の密室エレベーターの中で、重要なことを一人一人告白し、「そうだったのか・・・」と思わせておきながらの、後半の話の展開と謎解きには、やられました


濃いキャラの内野さん。お笑い担当のモト冬樹さん。そのお二人に、負けず劣らずの佐津川愛美さん、素晴らしかったです。可愛い笑顔と、ゾクッとするような冷たい目。美しいお顔だけに、どちらも迫力満点

脚本が素晴らしいのでしょう。「そういうことだったのか・・・」とわかってからの経過と、大どんでん返しの結末が楽しめました

- 悪夢のエレベーター [DVD]/内野聖陽,佐津川愛美,モト冬樹
- ¥4,935
- Amazon.co.jp