映画「いけちゃんとぼく」公式サイト
少年を見守る不思議な生き物の深い愛
【解説＆ストーリー】
西原理恵子の同名絵本を実写映画化・わんぱく盛りの少年が彼に寄り添う不思議な生き物、“いけちゃん”との交流の中でたくましく成長する。いけちゃんの声を務めた蒼井優が、繊細な演技でCGキャラに命を吹き込んだ。小学生のヨシオ（深澤嵐）は、物心ついたころから自分だけに見える親友、“いけちゃん”といっしょだった。だが、彼が成長するにつれ、いけちゃんの姿が見えなくなるように。別れを悟ったいけちゃんはヨシオにある秘密を打ち明ける。
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【感想】
もうすっかり忘れ去っている子供のこころを、大人が大切に織物を紡ぐようにじっくり描いているのですっかりその世界にはまってしまいました。
いけちゃんはヨシオの成長と共に自然発生的に芽生えてくる心の成果物のようなものだと思っていたのが、一人の女性の念力型妄執恋愛の変形だとは知らず、ラスト近くなってから予想外の展開になりました。こうなると、少年から大人への成長ドラマではなく、立派な恋愛ドラマなんですね。まぁ、ただ単なる少年の成長ものだとしたら、特に見所がない映画となってしまったかもしれないですが・・・
それにしてもやはりこの映画は、いけちゃんに命を吹き込んだ蒼井優さんの声優力が大きいですね
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