映画「鴨川ホルモー」公式サイト

キテレツな祭り(バトル)に京大生がハマる!!


【解説&ストーリー】
「鹿男あをによし」の原作者、万城目学のデビュー小説を、本木克英監督が映画化。“オニ”と呼ばれる式神に、指令を出して戦わせる奇妙な祭り、ホルモーに入れ込む大学生たちの青春を、オール京都ロケによりエネルギッシュに描く。「アフロサムライ」を手掛けたGONZOによるキモかわいい“オニ”同士の対戦シーンや、パパイヤ鈴木が振り付けた珍奇な指令ポーズが独特の世界観を醸し出す、エキセントリックな青春ドラマだ。
京大生の安倍(山田孝之)は、ひと目ぼれした早良(芦名星)に近づきたい一心で、怪しげなサークル、京大青竜会に入会してしまう。祇園祭宵山の夜、先輩に呼び出された安倍たちは、サークルの目的がホルモーという祭りを行うことだと知らされる。

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【感想】
楽しい映画でした。損得のないバカバカしいものに必死になれるのは 若者の特権ですね。京都大学に実在するノスタルジックな寮・世界遺産の神社・祇園祭りなど、京都の町や大学・神社などが映画作りに協力的なのが、さすが京都という感じです。また、四季折々の景色や観光名所などが美しかったです。山田孝之さんは演技の幅が広い。そして、アップになるごとに見せてくれる、表情の種類の豊かさには驚かされた。今までとは違って、オドオドする大学生を演じる山田さんも魅力的だと思いました。

主人公の恋愛が中心となって話しが展開しているのですが、あまりにも淡々と物語が進み、喜怒哀楽が伝わってこなくて、主人公の怒りとホルモーの係わりが弱く感じてしまった。なによりも残念だったのが「ボンちゃん」。天才的な才能を発揮するのを期待していたのですが期待はずれに終わってしまいました。主人公の片思い、それを左 右する二人の女性と男の存在、これらをもっとしつこく描いた方が人間味があって楽しめたと思う。鴨川ホルモーの戦闘シーンもおまけみたいで味気なかったです。

「ゲロンチョリ!」は当分忘れられないフレーズになるかと思いますニコニコ。鬼赤鬼が可愛かったのは良かった。 一鬼、一鬼ずつに表情があり、可愛いかったです可愛い


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