雇用対策が拡充されています
今日の朝刊に厚生労働省の政府広報が載っていました

1.雇用保険を受給できない方に【職業訓練や生活保障を充実します。】
■職業訓練の拡充
■訓練期間中の生活費の給付・貸付制度
訓練期間中に単身の方には月10万円、扶養家族を有する方には月12万円の手当を支給といった生活費の給付制度は良いと思うが、実際に地元のハローワークで受講できる職業訓練はホームヘルパー2級くらいしかありません。IT関係も無いわけではありませんが、私はITで食ってきたので今更訓練は必要ありません

2.未経験分野等への就職を希望する方に【実習・体験を通じた再就職を応援します。】
■正規雇用を目指して企業での実習・職場体験
■実習・職場体験後の正規雇用の支援
これって今あるトライアル雇用と同じような制度かなとも思えるのですが?未経験分野へ就職を希望する人には、6ヶ月による実習型雇用で、必要な技能・知識の習得ができ、実習型雇用終了後、正規雇用で雇い入れる事業主に100万円/人の助成金を払うというのは、良い制度のように思えるのですが、今のように求職者が多い状況では、未経験者を100万がもらえるからって、わざわざ実習させなくても、即戦力となる経験者は大勢いるような気がします。職種にもよるでしょうけど、こういうばらまき型の制度に企業がホントにメリットを感じるのかなぁ?実際は、受け入れる企業は少ないんじゃないか?そんな気がしてしまいます。
3.長期失業中や就職が困難な方に【再就職を支援します。】
■失業期間が長期(1年以上)になっている方への再就職支援
■就職活動が困難な方への再就職支援及び住居・生活支援
再就職支援といっても、カウンセリング、再就職先の開拓、セミナー等や就職後の定期的な面接指導になるようですが、私も精神障害者なので、ハローワークでは就職サポーター制度を利用して、精神保健福祉士とのカウンセリングや障害者求人の紹介などを受けていますので、有効な制度ではあるかもしれません。
信濃毎日新聞2009年8月3日掲載

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