天国はまだ遠く~うつ病からのリカバリーストーリー

天国はまだ遠く~うつ病からのリカバリーストーリー

2004年10月うつ病発病からのわたしのリカバリーストーリーです。多くの人がうつ病になったことを「恥ずかしい」「隠したい」と考えがちです。「うつ病になったからこそ、人生が輝くようになった」と思える人を増やしていきたい。そんな思いの実現を目指して活動中。

2004年10月にうつ病を発病し、精神科に通院しながら仕事を続けるが、症状は悪化し、2005年3月に失業ガックリ・・・その後、自宅療養の後、派遣の仕事に就くがまた再発し失業を繰り返してしまう。2008年6月に派遣の仕事に就いたが、再発しかけて契約切りとなり失業。仕事とともに、それまでのキャリアや夢も失い、人生に絶望沈し、自殺首つりを考えるが、家族や友人、臨床心理士さんや精神保健福祉士さんに支えられ、何とか生き延びる。

2008年7月に精神障害者保健福祉手帳3級の認定を受ける(2018年7月更新)。現在は時給制のパートとして働いているが、収入は発病前から半減。うつ病で失ったものの多さに一度は人生に失望するが、夢に向かって人生の再出発をしたところですGO

うつ病になり失った15年以上の空白の時間は取り戻せませんが、これからの時間をその分濃く、と思っています。うつになって、結果、私の人生が以前より中身の濃いものになっていたら、それはよかった、と言えるのかも知れません。ブログを通して、回復中の方に伝えていければと思っていますかえる

「あきらめなければきっと変わっていく、それもいい方へ」

第118回『ガレージとーく』〜うつ病で、語る、つながるミーティング開催のお知らせです。

早いもので、2025年も残すところあとわずかとなりました。皆さんにとって、2025年はどのような一年だったでしょうか?

わたし個人としては、大きな変化の年でした。4月から地元の高ボッチ高原FMで『ガレージらじお』のパーソナリティを任せていただけることになり、マイクの前で言葉を届ける喜びを知ったことは、今年一番の輝かしい出来事でした。一方で、ツラいこともありました。職場での理不尽な対応にどうしても折り合いがつかず、2年勤めた場所を退職するという選択をしました。悔しさや割り切れない思いを抱え、自分自身と深く向き合わざるを得ない時間は、決してラクなものではありませんでした。

あの記録的な猛暑が嘘のように、今は厳しい寒さが続いていますが、体調を崩されている方も多いのではないでしょうか。世間はクリスマスや忘年会、初詣と、華やかな賑わいを見せますが、楽しそうに集う人々の様子が嫌応なしに目に入ることが、ツラいと感じる人もいるかと思います。 そんな時は、自分一人の時間を少しだけ「彩る」工夫をしてみませんか。 お気に入りの映画を観る、時間を忘れて動画に没頭する、あるいは、思い切って誰かに一言だけ連絡してみる。 ほんの少しの行動が気分を溶かしてくれるきっかけになるはずです。

新しい年、2026年。 心機一転、また皆さんと語り合えることを楽しみにしています。新しい年のスタートを、ぜひご一緒しましょう。皆さんのご参加を心よりお待ちしております。