多くの人が、マイクの使い方を間違えているのは、なぜなんでしょう。

 

喋る時も歌う時も、基本的に、マイクは手に持ちましょう。

 

演台にマイクスタンド、スタンドマイクでも、マイクは外せます。

 

手元のオンオフスイッチがあれば、オフにしてから、マイクを外して、ハンドマイクにしましょう、

 

どうしても、マイクスタンドを使うなら、ギリギリまで口元に近づけるよう調整してください。

 

自分がマイクに近づいていくと、姿勢も悪くなり、発声が苦しくなります。

 

マイクを口元に近づければ、イイんです。それも「舐められるくらい」です。

 

用意されているマイクは、特殊な場合を除き「単一指向性」です。

 

マイクヘッド周り、せま~い範囲しか、音を拾いません。

 

スピーチは、まず、聞こえなければ。 上手も下手も、ない。

 

高校放送部の指導を長年承ってます。

 

長年アドバイスを続けても、マイクテストの時に親指と小指を立てて、マイクとの距離を測る生徒がまだいます。

 

いったい誰が始めたのか、正直に言うと、憤りを感じます。

 

そのマイクによって、指向性は違います。

 

「耳」で聞いて、確認してください。 それが「マイクテスト」です。

 

また、観客がたくさんいると、聞こえ方が違います。(ここは、PAさん、音響さんの役割が大きい)

 

「マイク」って、そういうものです。

 

ちゃんと使えれば、存在感が変わります。確実に「差」がつきます。

 

さて、選挙が始まります。

 

候補者の方も、うまくマイクを使われることを願います。