アナウンサー試験のための就活は、もうやめます、なれる確率は低いから。

 

そういう学生、けっこういます。

でも、あえてやめる必要は、ないでしょう。

憧れはあるけれど、自分では無理そうだ、と決めつける必要もない。

続けていけば、いいじゃない。

 

アナウンサーになるための勉強は、ほとんどすべての職業で役立ちます。

それに、音楽家やスポーツ選手になるほどの努力でもないと思う、率直に言えば。

そこまでの時間は費やしていないはず。

 

学生時代に、アナウンサーになろうと思って、あれこれ画策することは

必ず、絶対、役立ちます。

 

うちの「アナウンススクール」でも、アナウンサーよりも

ディレクターや記者採用の人、増えてきました。

言うまでもなく「面接」は、確実に差がつきます。

 

考えてみてください。

「記者」も「ディレクター」も放送で喋る機会、多いでしょう?

 

私?

「局アナ落ち」です。地方局を、二局だけ受けてみました。

受かるなんて、みじんも思っていなかった。

大昔のことなので、事情が違うけれど

そこそこ(本当に)の努力に加えて、周りに恵まれて、チャンスに出会って

公募ではない「オーディション」で、NHKに採用されました。

 

いい時代でした。

 

でも、昔はなかったネットがあって、コミュニティFMも増えました。

アナウンサーになれる機会、世に出る機会は格段に増えたと思います。

 

そういう意味では

「いい時代」