マイクの話を、もう少し

音響のプロの説明は
どうしても、難しくなるので
かいつまんで

この二本のマイクは
では、ありません
同じタイプの
「手元なし」と「手元あり」
 
「手元スイッチなし」を、手にして
ひっくり返して探す人がよくいます

大阪のオッチャンが「このマイク、安物やな!」
って、実際、ある話

カラオケの影響でしょうか?
マイクは、手元にスイッチがあるもの
そう思っている人、たっくさんいます


想像して下さい

手元にスイッチがある「マイク」を持って
ステージに出ました
緊張して切っちゃいました
スポットライトがあたって、演奏が始まっても
そのマイクは、役目を果たしません
口パク、です

そうなると
スタッフが、カンペを見せるか
身振り手振りで
「上げて!上げて!!マイク」
って、焦るか
ステージに出てきて、マイクのスイッチを上げる
かしか、策はないんです

 プロの現場は
「手元スイッチ」が無い、方が多いです


「司会のマイクは自分で上げ下げして下さい」
そんなことも、たまにありますが
できれば、あまり触りたくないスイッチです

音響スタッフのオペレーションに
頼りたいところ

「手元スイッチは上げっぱなしにして下さい」
「こちらで、やります」

そんな時は
私は、テープを貼ってもらいます


こんな感じで
うっかり下げられないように

手元のスイッチって
なぜか、触りたくなるのよね


尚且つ
大切なことは
音響スタッフ、PAさんと
(PA:Public Address)
ちゃんと目線が合うこと
離れていたら、手を上げるなりして

「喋ります!」の
意思表示をすること

司会のトークの前に
機材を、ほんの少し理解したい


「スイッチないんかい!」と
言わないためにも 爆笑