「アクトシティ浜松」の教室から「はままつアナウンススクール」に

朗読教室の移行が、無事終了

 

まずは短い文章を読みましょう

詩、短歌、エッセイ、なんでも、と提案したところ

 

好きな短歌は?と聞いてくださった受講生に

 

君が行く 道のながてを繰り畳ね 焼きほろぼさむ 天の火もがも

きみがいく みちのながてを くりたたね やきほろぼさん あめのひもがも

 

そう、答えました

 

 

あなたが流されて行く長い道を 手繰り寄せて 焼き滅ぼしてしまう 天の火が私は欲しい

 

誰が誰に、などの解説は、私は専門家ではないので、しません

いえ、できません

 

「万葉集」って、そういうのあるのね、と思いました、ね

 

 

もうひとつ 季節はずれではありますが

 

 

たとへば君 ガサッと落ち葉すくふやうに 

              私をさらって行ってはくれぬか

 

この歌は ホントに、衝撃でした

 

そうそう、と応える方、いらっしゃると思います

 

2010年に亡くなった

河野裕子(かわのゆうこ)さんの歌

 

これは、解釈もなにもいらんわ、これはスゴイわ!と感じてから

「アカン、陳腐な表現になってしもた」と、焦るくらいの、歌が好きです、私