今日の朗読教室
二葉亭四迷「浮雲」
題材に選んでおいて、なんですが
今まで、読んだことなかったです。
国語の教科書で、見たことあるに過ぎません。
私、講師ではありますが。
受講生の皆さんと
「こんなことでもなかったら、読まないわよ」
って作品を、時々選びます。
「みんなで読めばコワくない」
なんなん、それ?
という言葉がたくさんあります。
「擦附木の死体 すりつけぎのしがい」
これがですね、
マッチの燃えカス!
そんな感じ、する、する。
こういう言葉、好きです。
作品中、明治20年頃の
最先端の言葉かも、って言葉に出会います。
ズングリ、ムックリした生理学上の美人、とか
鼻毛は延びて蜻蛉(とんぼ)をも釣る、とか。
なぜ、国語の先生は
教えてくれなかったのかしら。
二葉亭四迷、意外とコメディタッチ、って。
ちゃんと、読んでなかったん、ちゃう?
って、思うわ。
