仕事や恋愛がうまくいかない時に思い出したい、人間関係を良好に保つコツ | サラリーマンが3日で人間関係を改善させたスーツとふんどしの法則

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身近な人とギクシャクしたら
いったん距離を置く

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家族や恋人、友人など、自分にとって大切な人たちとは親しき仲ゆえに、ひとたび言い合いになると歯止めがきかず、お互いに抑えがきかなくなってしまうことがあります。

そういう場合は、頭を冷やすためにも、俯瞰で物事を見るためにも、いったん距離を置くようにしましょう。

ここで決してしてはいけないのが、相手の意見を持ち出して反論することです。 相手の気持ちが落ち着いたら話しあえばいいし、あまり変わらないようであれば、いったん切り上げて日にちを変えて話しあえばいいと思います。 一晩寝るだけで、人の気持ちはずいぶんと落ち着くものですから、焦る必要はありません。

お互いの主張を客観的に考えて、もしも自分が間違っていた場合や勘違いだと思ったときは、意地をはらずにすぐさま素直に謝りましょう。

「この人じゃなくても幸せになれる」は
恋愛における最強のマインド

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恋愛では、一つの恋が終わったとき、どうしても忘れられないと引きずってしまい、「この人しかいない」という思いにしがみつく人がいます。

その気持ちはとてもよく分かります。 私も昔はそうでした。 でも一方で、多くの人が「この人しかいないと思っていたけど、そうじゃなかった」ことも経験していると思います。

「この人しかいない」と思った人と別れている事実があるわけです。 だから私は、「ほかにもいる。絶対にいる」と断言します。

「この人」に執着すると、依存を生みます。 恋人と付き合うことは、楽しいことがある分、失う恐れや、様々な苦しみなど、ネガティブな感情にもしがみついてしまいます。 これでは、幸せとは対極のベクトルです。ですから、これらの執着は手放すのです。 そうするとネガティブな感情からは解き放たれ、「この人じゃなくても幸せになれる」という自信が生まれます。

「どちらも間違いではないかもしれない」
という視点を持つ

ある出来事に対して、「良い」「悪い」と白黒はっきりつけたがる人がいますよね。 仕事の場面でも、行き違いがあるとどちらかが一方を非難し、自分は正しいと主張することがあります。

しかし、そんなときこそ「どちらも間違いではないかもしれない」という視点を持つことが大切です。

たとえばAさんとBさんの間でトラブルがあった場合、Aさんの話だけを聞くと「Bさんが悪い」ように感じますが、一方、Bさんから聞くと、「Aさんの話と全然違う。そんな事情ならAさんが悪いようにも見える」といったことがあると思います。 同じ出来事が起きているはずなのに、両者の見解はまったく違う。 だから私は、誰かが何かの不満を述べてきたとき、その内容すべてに同意するのではなく、「この人から見たら、そう捉えるのだろうな」程度に解釈しています。 

価値観や立場の違いが見解の相違を招くことは多く、その場合、「どちらも間違いではない」ということがよくあるのです。

 

してもらったことに気づいたら
すぐ「ありがとう」と口に出す

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人間関係はお互いさまです。 一方的に与えてばかりいたら疲れるし、愛情も枯渇します。 反対にもらうばかりでは、それが当たり前になって、相手に対して感謝の気持ちが薄れてしまいます。 だから、双方が「お互いさま」という気持ちを持って接することが大切です。

夫婦間でも同じ。ごはんはどちらかが作るから食卓に並ぶのです。 毎日作ってもらう側は、それが当たり前になると「おかげさま」という気持ちを忘れがちです。 

それらは、幸せのかけらです。 これからはしてもらったことに対して、口に出して「いつも、ありがとう」と感謝の気持ちをかけるようにしましょう。

 

「苦手な人≠嫌いな人」
先入観は取っ払う

いったん「苦手な人」というレッテルを貼ったら最後。 絶対に剥がさないという態度では関係が良好になることはあり得ません。「苦手」な人は、「嫌い」な人ではないのに、もったいない話です。

CA時代、「今日のフライトで一緒になるあの人、全然仕事ができないから注意したほうがいいよ」と耳打ちされたことがあります。 しかし私はそれを鵜呑みにせず、ニュートラルな態度で接するようにしました。 もしここで私が、「仕事ができない人と組みたくない」と思ったら、その時点で苦手意識が生まれ、態度にも出てしまうかもしれません。一人の心理状態が悪いと、みんなの心理にも影響します。ご機嫌で生きていくためにも、誰かと接するときには「きっと、こんな人」と容易に決めつけず、先入観をなるべく外した状態で接してみるようにしましょう。