子どもの人生の重みを忘れてはならない | お風呂ベビースイミングで生きる力をつける!

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0歳から3歳で培われる本物の自己肯定感と一生モノの親子の絆をお風呂で育てることができます。0歳児からできる唯一の運動と言葉がけは無理のない最高の英才教育です。

 

 児童養護施設では普通の家庭の子どもが体験できることを

 体験できないことが多い。

(どうしてできないのかというと、施設は組織であるため規制が多い)

 

 子どもたちは何年も施設で過ごし、家庭に帰ったり自立していったりする。

 なにもしてやれないことに、いつも無力を感じる。

 それでもここは、子どもたちにとって大切な人生なのだと感じることがあった。

 

 子どもがボソッと親に会う事、家に帰るかもしれない話をしてくる。

 

 「そっかーよかったね。」と答えた。

 「それって、早く家に帰らせて、ここから早く出て行って欲しいっていう事?」

  と聞いてきた。

 「何、言っとるんね。幸せになってほしいっていう事よ。」

 「おらんくなったら、さみしいに決まっとるじゃない」

  と慌てて答えた。そんなことを感じることがあるのだろうかと心配になる。

 

 「そっか、うんうん。いっつも遊びに来るし」

  と笑顔で言ってくれた。

 

 不安であったり、楽しみであったり、さみしさもあるんだね。

 

 児童養護施設は子どもにとっての家庭、人生の大きな大きな

 一部である。

 さよならも言えずに、突然違う場所に行ってしまうこともある。

 

 繊細な感情を大切にしたい。

 

 たまたま出会った子どもたちとの縁を大切にしていきたい。

 

 1つ1つが子どもの人生だという重みを忘れてはならない。