こんにちは。
ドッグトレーナーの川島 恵です。

家庭犬のトレーニングはもちろん、使役犬の訓練にも携わり10年以上が経ちました、犬の怖さや強さなど身を持って体感してきました。もちろん優しさもです^ ^

人にも個性があるように、犬にも個性があります。10頭いれば10頭分の違う性格があり、生活スタイルがあります。
人との生活がプラスされる事によって、それはより複雑になります。

そんな私が体験した現場で一部始終を忘れないように書き留めておきます。それぞれの家庭で実際起こっていた内容なので、共感できる部分があるかもしれません。

あなたと愛犬との生活で、何らかの手助けになれれば幸いです。
それでは【先住犬と仲が悪くて… 2 】の内容へお進みください。

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【先住犬と仲が悪くて… 2 】


オトにも問題がありそうでしたが、とりあえずヤンに他犬との触れ合い方などを教えました。


犬同士で触れ合わせると、同じ結果を招きオトがより臆病になってしまう可能性があるので、オトとの直接的な接触は最終段階にし、まずはヤンに人の指示がスムーズに入るようにし、制止(指示)をかけたい時に無視をしない状態にまで持っていきました。


人との遊びの中で、普段から指示を出し強化していきます。興奮時に「オイデ」の指示で呼び戻すなど、徐々に難易度を上げていき、人の指示に対し普段から危機感を持つようにしていきました。


また、人の足元で伏せさせ、待たせる時間も作りました。


フロアで遊ぶ=走り回り興奮する


上記の式になってしまうと、犬や人への当たりが必然的に強くなってしまうので、フロアでも落ち着いていて過ごす時間をあえて作っていきます。


オトとの触れ合いは、そうしたトレーニングを終えてから始めました。


フロアに出れる事が当たり前になったヤンは、室内での極度な興奮は減り、人の指示も難なく聞き入れるようになっていきました。


ヤンの制御に自信が付いた飼い主同伴の下、オトとの接触の場を設けることとなりました。

安全の為、ヤンにはリードを付けておきます。


短期間ではありますが、2頭の直接的な接触は全くと言って良いほどなかったので、お互いに緊張した様子がみられました。


最初に行動に出たのはオトでした。

オトはゆっくりとヤンの方へ近づき、顔の臭いを嗅ぎ始めました。

するとヤンも鼻がヒクヒク動き、相手の臭いを同時に取る仕草を示します。


しばらく様子を見ていると、人の周りで追いかっこが始まりました。

激しくなったら制止をかけようと思っておりましたが、しつこく接触を求めるのはオトの方で、ヤンは全てを受け入れるような動きをみせていました。

30分くらいそんな状態が続き、お互いに疲れたのか、座ってぼーっとし始めました。


同じ空間に居ることに慣らす為、2頭で一緒に居る時間を日々の生活の中で増やしていきました。


ヤンはトレーニング後、落ち着きが出てオトの気持ちを考えるようになり、今までの様な一方的に遊ぶ事はなくなりました。


今では一緒にお昼寝をしたりできるまでになったそうです。




ーまとめー

犬同士で仲良く遊ぶことなど、教える必要がある場合があります。

対象犬の状態を把握し、犬同士での解決が難しい場合は、人が良い方向へ導いてあげましょう。




最後までお読み頂き、ありがとうございました!

トレーニング(しつけ)には色々な方法があります。一概に私の行ったトレーニングが100%正しいとは言えません。ただ、結果として解決の方向へ向かった事は確かです。

飼い主様の「ありがとう」が私の動力源です^ ^
引き続き、犬との暮らしをサポートしていきます。