こんにちは。
ドッグトレーナーの川島 恵です。

家庭犬のトレーニングはもちろん、使役犬の訓練にも携わり10年以上が経ちました、犬の怖さや強さなど身を持って体感してきました。もちろん優しさもです^ ^

人にも個性があるように、犬にも個性があります。10頭いれば10頭分の違う性格があり、生活スタイルがあります。
人との生活がプラスされる事によって、それはより複雑になります。

そんな私が体験した現場で一部始終を忘れないように書き留めておきます。それぞれの家庭で実際起こっていた内容なので、共感できる部分があるかもしれません。

あなたと愛犬との生活で、何らかの手助けになれれば幸いです。
それでは【甘噛みがエスカレートしてきました】の内容へお進みください。

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【甘噛みがエスカレートしてきました】



少し肌寒い秋の日に、一件のお問い合わせがありました。


飼い主「最近、甘噛みの力が増してきて、家族もケガをしてしまっています」深刻な様子でご連絡を頂きました。


内容をお伺いしました。


迎えて2ヶ月が経過した6ヶ月の大型犬の男の子(仮名ワン)です。

迎え入れた当初から元気いっぱいで、落ち着きはなかったそうです。

大型犬ということもあり、当たりの強さは小型犬とは大きく異なり、ご家族の小さなお子さんに対しても当たりが強いので、その勢いで後ろに倒れてしまう事も度々ありました。


また、人の腕や手などへの甘噛みも、家族全員に対してありましたが、ご主人様に対しては叱りが伝わっているようで、しつこくは来ないとのことでした。


犬の行動に悪気が無いのは明白だったので、生活環境含め詳しい状況をお伺いする為、ご自宅へ向かいました。


自宅へ到着すると、大型犬と一緒に生活をしてるとは思えないほど静かで、チャイムを鳴らしてもそれは変わりません。


チャイム越しに「は〜い」と返事を頂けたので、『犬の人』という自己紹介をし、中へ通して頂きました。


玄関前まで、飼い主が出てきてくれて、玄関扉の中へと案内頂きました。



すると…

バタバタバタッ!!


っと馬のように凄い勢いで一直線に走ってくるフサフサした塊が一つ。ワンだ!


気付いた時には目の前まで来ていた。

初見の人間に対し、ブレーキを一切かけずに突進して来ましたが、なんとか踏ん張り耐えました。


腕を舐める事から始まり、だんだん歯が当たる様になっていきます。まだリビングへも到達していないのに、すでにこんな状況でした。


リビングまで飼い主とワンと一緒に向かいました。


終始ペロペロ・ガブガブしていますが、ワンはそのままフリーの状態で、今の状況を詳しくお伺いしました。


今回犬を迎え入れたのは2回目で、以前小型犬の男の子がいました。

その子も噛み付くなど問題がかなりあったようで、同じような子にしたくないという思いが、トレーニングを依頼する一つのきっかけになっていました。


ワンは好奇心旺盛で、人が大好きです。とても良い性格で、今の状態を見ると、しっかりとルールさえ教えれば特に問題はありませんでした。


また、からだ全体触り嫌がる場所を作らないようにする事も大切です。今は嫌がる場所を触ると、じゃれて噛み抵抗してくる程度ですが、年齢と共にエスカレートすることで本噛みに繋がる可能性があるので、今のうちから慣らしておきます。


まだ、仔犬で好奇心旺盛なのは当たり前の部分もありますが、そのままにしておくと人間側が大怪我をする可能性があるので、ワンには生活する上でのルールを設け、それをご家族にも守ってもらい、その都度出た問題に対しては、その都度判断し対応してもらうことにしました。


依頼内容は、噛み癖と基本ルールの設定、生活環境の調整です。



                             次回へ続く




最後までお読み頂き、ありがとうございました!

トレーニング(しつけ)には色々な方法があります。一概に私の行ったトレーニングが100%正しいとは言えません。ただ、結果として解決の方向へ向かった事は確かです。

飼い主様の「ありがとう」が私の動力源です^ ^
引き続き、犬との暮らしをサポートしていきます。