こんにちは。

最終日となる3日目は、松島からスタート。ほぼそれだけを巡ります。

朝焼けの松島。この日の天候は雨でしたが、それでも早朝にはこんな綺麗な朝焼けが楽しめました。

今回、松島湾内を廻る遊覧船「仁王丸」に乗りました。最近新造船が出たからと割引セールをしていましたが、今回その新造船にはタイミングが絶妙に悪かったためけ当たらず、1999年に建造された「第三仁王丸」での旅となりました。

この松島遊覧船「仁王丸」は、50分ほどで松島湾を一周する遊覧船。ダブルデッカーで、追加料金600円を払うことで2階のグリーン客室に入ることができます。いや、グリーン車なんかい!鉄道のそれじゃないんだから・・・

船からは日本三景松島の雄大な景色を眺めることができます。この日は外洋の波が荒く、結構激しく揺れました。

写真ばかり見せてもしょうがないですから、ぜひ一度乗ってご自身の目に焼き付けることをおすすめします。(まぁ、そんなに良いの撮れなかったんですけども・・・)

さて、松島にはこんなものもあります。「鉄道殉職者弔魂碑」。鉄道100周年を記念し、旧国鉄によって1972年に建立されました。この写真では見えませんが、両脇にはC57 61の動輪が供えられています。去年が鉄道開業150周年でしたから、建立から51年経ったことになります。

さて、今度は青葉城へ移動するわけですが、その途中に日本一大きな交差点「箱堤」交差点を通ります。東京・日本橋から延びる国道4号上にある交差点で、現在は一部立体交差化の工事が行われているため片側5車線に減っているものの、一番規模の大きかったときで片側8車線あったといい、とにかく巨大すぎる交差点です。

次の「六丁の目」交差点は片側7車線。仙台の道路のヤバさを世に伝える光景です。右折レーンだけで3車線あるとかどんだけ交通量多いんだ・・・という感じですが、この時はそんなに混雑していませんでした。

結局、この日は青葉城の駐車場が大混雑しており、駐車場待ちの行列が少なくとも1km以上続いていてとても停められそうになかったため、青葉城見学は断念。そのまま車を返却することにしました。

2日間、お世話になりました。やっぱりCX-5は良い車ですね。パワーに余裕がなかったものの、資金力に余裕があればディーゼル車が欲しいです。

その後、時間に余裕ができたので仙台駅でお土産を買い漁り、夕方まで時間をつぶしました。このお買い物の間に大雨が降り出して、ギリギリ間に合ったのは秘密。


(9)仙台18:16→東京20:44 やまびこ218号 東京行

と、いうことでこれから新幹線で帰ります。

予約した新幹線は「やまびこ218号」。1駅も通過しない、各駅停車の新幹線ですが車両はE5系。1年前にもこの「やまびこ218号」には乗ったことがありましたが、当時はE2系(なお4回連続で当たっているJ67編成)でした。

今回手配したのはグリーン車。えきねっとで「トクだ値30」で指定席を取ろうとしたら失敗したので、通常料金の自由席かグリーン車の「トクだ値30」か、を天秤にかけて今回はグリーン車になりました。したがって価格は自由席の場合と大して変わらず、とってもお安く乗れることになりました。

グリーン車の車内。暖色系の間接照明になっており、普通車とは雰囲気が明らかに違います。

座席も普通車のものよりは明らかに足元が広かったり、リクライニングの角度も深かったり、電動の足置きもあったり。中々できない贅沢ですが、E5系にはこれの上にグランクラスという存在があります。そのためグリーン車が中途半端な存在に思えてきますが、これだけあればもう十分。文句なしです。グランクラスに乗ってみたさはありますが、これでもいいかなって納得してしまいます。

さて、列車は各駅停車なのでのんびり・・・と言いたいところですが、出だしからスピード違反の大爆走。「やまびこ」の宇都宮〜仙台の最高運転速度は275km/hのはずですが、白石蔵王〜福島間ではそれを大幅に上回る310km/hで走行しました。

もっともこれは時刻表の上では275km/hで走る前提でダイヤが組まれているというだけなのか、それともE5系前提でスジを組んだのか、信号システム上は320km/hで運転しても問題ないようです。これでは「日本最速の各駅停車」ではないですか。

折しもこの区間は1年ほど前の地震で高架橋が被害を受けて脱線事故が起きたばかり。高架の修復も終わらず、ダイヤに影響しない範囲で減速運転しているとか言うので、該当の区間で減速する代わりに他の区間で速度を上げて遅れを回復しようってことなんでしょう。

夕食には仙台駅のNewDaysで買ったおにぎりと、駅ナカで買った唐揚げをいただきます。何個か買ったおにぎりのうち、1個は牛タン入りです。

途中の大宮では、復刻カラーとなったE3系「つばさ」とすれ違い。200系カラーのE2系とくっつけばたちまち大注目です。

とまぁ、そんなこんなで無事に帰ってきました。途中下車にえきねっとのチケットレス特急券といい、荒技を使いまくった大旅行となってしまいました。