※この記事は相鉄・東急直通線の全線開通前に執筆したため、現在は状況が大きく異なります。ご了承ください。


こんにちは。アイビーおじさんです。

実は8月3日、二俣川の神奈川県運転免許センターに行って学科試験を受けてきました。結果は99点で合格でしたが、どういうわけかあと1点を失った原因が分からないため、オリンピックの決勝で僅差で負けた銀メダリストの気分です。それはさておき、この前日の神奈川県では当時最多となる感染者数(1686人)を記録しており、必要な外出ではありましたが何としても混雑を避ける必要性に迫られました。どのような経路を取れば人混みの中(電車内除く)を避けられるか考えに考えたところ、武蔵小杉から相鉄・JR直通線に乗れば混雑する朝の横浜駅を経由することなく二俣川に行けると判明しました。そこで今回は、実際に相鉄・JR直通線を利用して二俣川の免許センターに行こうとする様子をご案内します。


・朝の試験を受けるか、免許の更新に朝から出向く場合

ひとまず朝の学科試験(9時)に間に合うようにするにはどうすればいいのかということについてですが、相鉄・JR直通線で使えそうな電車は武蔵小杉7時19分発か7時46分発の2本です。というのも相鉄・JR直通線は下りだけ始発が遅く、下りは武蔵小杉7時19分発の便が始発便となっています。時間に余裕を持つという意味ではこの便をおすすめしますが、万が一これに間に合わない場合は後続を待つよりも横浜乗り換えにした方が圧倒的に早く着きます。


というわけでものも試し、武蔵小杉7時19分発の下り一番列車に乗って、運転免許センターに行ってみることにしました。新宿始発の特急海老名行き121M列車で、車両は埼京線のE233系でした。あくまでJR線内では各駅停車として運転するため、乗車券のみで乗車できますし、なんなら羽沢横浜国大までは青春18きっぷも使えます。このホームから発着する電車では珍しくグリーン車がありません。
前から3両目に乗ってみたのですが、横浜を経由しないこともあってほとんど人が乗っておらず、普通に座れます。トンネル区間が多いので、学科の勉強にも最適な環境かもしれません。
武蔵小杉を出てすぐに貨物線に移り、ホームがない新川崎駅を通過、さらに先にある鶴見駅も同じくホームがないので通過。すぐにとても長いトンネルに入り、武蔵小杉を出てから18分後の7時37分に羽沢横浜国大に到着。4分停車して特急に種別変更し、二俣川には7時48分に着きます。
ここから運転免許センター行きの相鉄バスに乗ると、免許センターには8時ちょっと過ぎくらいに着けるので、更新の場合はかなり並びますが学科なら問題ないでしょう。しかしあくまで学科試験の場合は新型コロナウイルス感染症の影響で予約制になっていますから、予約制が解除されることになってしまうとまず間違いなくこの便でも遅刻になってしまうでしょう。受けられない危険があるので、新型コロナの影響が収まってきたらおとなしく横浜経由にした方がいいと思います。

ただし、もう間もなく東急線経由で横浜を通らずに相鉄線に乗れるルートができるため、このルートが完成すればですが現行の武蔵小杉・羽沢横浜国大経由よりももっと行きやすくなると思います。