。。。。我が家の宝 ふたり。。。。
[優介とハリーポッター]
優介8歳。
幼い時から、寝るときは必ず本を読んであげるのが日課でした。
その頃大好きだったお話はハリーポッターで(想像の翼)を広げながら、いつも聞き入っていました。
そろそろ自分でも読めるようになっていましたので、わからない漢字を教えたりして見守りました。
寝る時も枕の横に置いて寝るくらい、ものすごくお気に入りでした。
入院で元気がなかったり、検査が辛かった時、「ゆうちゃんが寝ている時にハリーがホウキに乗って病室の窓のところに来てくれてるかもね!」
すると息子。「世界にはたくさん子供がいるのに、僕の所にだけ、どうして来るの?」と、半信半疑。
私は優介にハリーポッターに手紙を書くように勧め、その傍ら優介にわからないように、翻訳家の松岡佑子さんに手紙を書き、優介の病気の事とハリーポッターが大好きだという事、そして本人が手紙を書いているので必ず読んで欲しいという事。最後にハリーポッターとして返事を書いて欲しい事をお願いしました。
今思うと、相当思い切った事をしてしまいましたが、当時どうしても夢を与え、元気になって欲しかったのです。
続く。。。