ケータイ電話も、まだピッチだった頃、友達から電話がかかってきました。


「ねぇ、ドラえもんの最終回知ってる?」


えっ???あの国民的長者番組ドラえもんの最終回??


「え?なにそれ?知らない!」


その頃、私はちょうど幼稚園児を二人子育てしている最中でこどものお供にドラえもんをよく観ていました。


ドラえもんの映画は感動で意味深い大作でした。種の起源を教えてくれたり、日本誕生をのび太くんが作ってくれたりと子どもたちとともに観させていただいて、とても深い内容の映画に感銘を受けていました。永遠に作り続けられると思っていたのに「最終回」と聞いてとてもとてもびっくりしました。


すると、友達がそのストーリーを話すうちに涙が出てきて泣きながら話すのです。

私も聞きながら涙が出てきてその話を聞きました。


それはネット上で噂されてるお話ということでした。


それから一年ほどしてまたその友達から電話がかかってきました。


「ねぇ!今度香取慎吾がやる映画〇〇〇って、あのドラえもんの最終回にそっくりなの!」


というのです。


あの日いい大人が二人して電話口で涙したドラえもんの最終回。

ネットの噂だと思っていたのに、どうゆうこと?となりました。


そして、彼女が言うのです。


「映画を最後まで観て!最後のエンドロールに藤子不二雄の名前があるの。映画のどこにもドラえもんとの関係性は描かれてないのに!」


そんな事、がある?と不思議でしたがあの日二人で流した涙があまりにも深くて私はすぐにその映画をレンタルして観ました。


マジでした!


内容もさることながら全く違うお話にリ・メイクされてるのですが、あの日!二人で涙したドラえもんの最終回そっくりでした。

そしてエンドロール

ありました!

バッチリ!

藤子不二雄という明記


こどもの娯楽映画だったけど

時を超えて時空も超えてドラえもんが与えてくれた感動を

私は大切な友人と共に共有することができました。


どうしてるかなぁー。〇〇ちゃん。

単なるママ友の枠を超えてとてもとても大切な人でした。

失望させて、裏切る形で疎遠になってしまったけれどあの日々はとても幸せでした。毎日あなたに会えるだけで楽しかったよ。


ドラえもんはいつもあなたの心のなかにいるって。

いつもあなたの味方で

いつもあなたの友達で

いつもあなたを助けてくれて

いつもそばにいてくれた


私もドラぇんに救われていました。

ありがとう!