妻への鎮魂歌の3手術には時間がかかるとのことで待合室の長椅子に座って神に祈りながら待っていた。 すると男が話しかけてきた。「あの..」スーツ姿の30代くらいの真面目そうな男だった。「はい。」「あの...あーこれ、彼女の持ち物です。」「あ、ありがとうございます。」(誰だ?こいつは?)と思いつつ、妻の持ち物だというブランド物のバッグを受け取った。するとこいつはとんでもないことを話し始めた。