先週宮崎駿監督の『ルパン三世 カリオストロの城』の放送がありましたねぇ。クラリスとシトロエンがとても印象的ですが、ルパンが万国旗をつなぐ紳士的なシーンや、ラストでクラリスを抱きしめ返さずに心に踏み込まないルパンのスタンスが大好きです。此の方も“クラコン”ですから(笑)

シトロエン二ストの宮崎駿氏の有名な逸話を思い出しました。
子供の心を”育てる”ということ~
雨の日に子どもを車に乗せて駅まで送ることになった宮崎駿氏は、車の天窓を開けようとしたが車が濡れるからと思ってやめてしまった。そのことをず~っと後悔している。ダメな大人だなぁと思った。
あの時天窓を開けていたら雨が車に入ってきて子ども達はたぶん大騒ぎ。普通では体験できないことが目の前に現れて楽しめる。そんな機会をなくしてしまった。
ちょっとしたことが、子ども達の遊び心を刺激する。興奮させる。心の奥底に”ピシッ”と刻まれる。そのような「空間と時間」を作ってあげるのが大人の役割。自分の都合ではなく子ども達の”遊び心”を優先する感覚。この感覚をもっともっと実践していきたい。
此の方もこんな感覚をもった大人でありたいです。こんなグランファになろうと思います(笑)