先月末の孫のお宮参り当日。スーツだけでは肌寒かったので、久方ぶりに秘蔵のハーフトレンチコートを引っ張りだしました。20年程前の代物でここ数年は着てませんでしたがっ!何と黄ばみや染みで悲惨な状態でした…。

 

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ハニー 「こんな汚い流行遅れの石原裕次郎みたいなコートほかし!」
此の方 「めっちゃ気に入ってたのに…もったいないなぁ…」
ハニー 「そう言うたら染め直しって新聞で読んだことあるでぇ?」
此の方 「それやん!!」

 

っと言うことで相談に伺ったのが京都紋付さんです。

 

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スタッフの方から染替のリスクを含む丁寧な説明を頂き、納得のうえで黒染をお願いしました。

 

そして約3週間後に仕上がったのがこちら!

 

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染替で生まれ変わったと言うよりも、全く別物としか思えんくらいの素晴らしい仕上がりに感動です!
染まらなかったステッチがアクセントになって“黒”をカジュアルに演出してるし、この時期ライナーを外せばスプリングコートとして十分着れます。

 

「お客さまのお手元で末永くご愛用いただけましたなら、誠に幸甚に存じます。」というスタッフさんの一筆に、大正四年創業の京黒紋付を極めた伝統技術と誇りを感じました。

 

これから大切に愛用させて頂きます。ありがとうございました!

 

 

㈱京都紋付
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