たまの日曜、サンデーなので、朝のコーヒーを贅沢にも3杯飲んだ。1~2杯はブラックで。3杯目は、昨夜泡立てた生クリームが未だ冷蔵庫に残っていたので、コーヒーの上に乗せて飲んだ。巷ではこの飲み方をウインナーコーヒーと言うのだそうが、その謂れについては現在調査中である。

 さて、昨日の夕方、オカクンが所用ついでに買い物を済ませてから帰宅した。その際、食パンの購入を依頼した。理由は、冷蔵庫に賞味期限を間もなく迎えようとしていた生クリームが使用されないままぽつんと置き去りにされていたので可哀想と判断し、風雪に包まれた純白の富士山をイメージした大盛生クリームパンにして、慎ましく厳かに食べてあげようと思案したからである。その切なる思いを家族に提案したところ、全員一致で賛同を得られた…という訳である。

 早速、生クリームをオカクンに手際よく泡立ててもらって、1枚、更に2枚と、立て続けにペロリと件のクリームパンを食べてしまったのだが、3時のおやつならともかく、夕食として済ませるのには全く物足りなかったし、実際に満腹感を得るには程遠い状況だった。ワガコにそっと目を移すと思いは同様であると見て取れたので、一念発起して最寄りのスーパーへ急遽パンその他を買いに行ったのだった。

 やがて、必要なキャストはすべて整い、てんやわんやの手挟みパンパーティー第二部は勢いよく盛大に始まった。


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 上に示す画像は、ワガコが食したから揚げサンドである。味付けについては塩コショウと中濃ソースとなっている。なお、彼の希望により、2本目も全く同じ品となった。
 次に示す画像2は自分の品である。ポテトサラダを挟めたモノとから揚げサンドであるが、味付けはトマトケチャップとしたところにワガコとの違いが出ている。
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 画像3は、引き続き自分のモノである。オカクン手製のコロッケを挟めており、塩コショウをベースにそれぞれタルタルソースと中濃ソースで仕上げたのだが、美味ではあったものの結果的に若干ややこしい後味となった。
 最後に画像4である。これも自分の品であり、シメジのバター醤油炒めを挟めてみた。
画像4

 なお、オカクンの作品については忖度して非公開とする。
 こうして、生クリームが一部翌日(本日日曜日)へ持ち越しになった以外はきれいさっぱりなくなってパーティーは無事つつがなく幕が下ろされたのだったが、カホゴのワガコは一切作製に携わることなくスマホに興じていたので、可愛いワガコのために、モグモグと自らの口を動かしながらせっせとワガコの希望に沿ったサンドを拵えてあげたのだった。あー、しんど…。