2024/10/09 有価証券の成績 利上げでもローン繰り上げ返済は不要?? | 目指すは「老後は不労所得だけで生活」。FPの投資記録

目指すは「老後は不労所得だけで生活」。FPの投資記録

都内某所の社内インフラエンジニアです。
主に
・FPとして、様々な投資成果のメモ
・気象予報士として、技能の維持と向上(きまぐれ)
について記事にします

 

本日の成績

■本日の日経平均

39,277.96
前日比:+340.42

 

■前営業日との有価証券資産推移

資産推移:-61,269円

 

■本日までの資産推移のグラフ

金額は伏せておりますので、ご了承ください。

 

 

 

 

本日の考察

きょうは日経平均は上昇しました。

米国市場の株価上昇に伴い、日経平均も上昇しました。

 

ソフトランディングの期待やAIの需要期待があったそうですが、

何度も出てくるこのメッセージ、どのくらい信頼できるんですかねぇ。

株価下落したら「ソフトランディング疑念」とか「地政学リスク」とかが出ると

また下落するんですよね。

 

まっ、一喜一憂する必要はないですね。

 

ちなみに、私が毎日ここで考察しているのは、

毎日のゆらぎを後から観測できるようにするためです。

私というよりも、世の中のアナリストの考察で

ポジティブ・ネガティブのメッセージがどのように出ているかを記録しているだけです。

 

 

 

 

 

利上げでもローン繰り上げ返済は不要??

ちょっと前ですが、こんな記事を見つけました。

 

 

繰り上げ返済は「NG」だそうです。

 

私はこの意見については、以前より一貫して否定派です。

もちろん、無理して手元の現金を繰り上げ返済にする必要はなく、

一定量の必要なお金は手元に置きつつ、

 

無理ない範囲で繰り上げ返済をし、

労働所得がなくなった時、つまり退職後は

住宅ローンに悩まされない生活を過ごしたほうが良い

 

というのが私の個人的な意見です。

 

上で取り上げた記事では、

「繰上返済で削減できる金利が26万円であるのに対して、資産運用で得られる利益は243万円です。」

と申していますが、

資産運用が成功するという保証はどこにあるんでしょうか。

この比較は甚だ疑問です。

 

資産運用に回すのも更なる慎重さが必要だと思いますし、

繰り上げ返済と資産運用のリバランスというのは気にしたうえで

どちらに傾けるのか、それとも繰り上げ返済もしつつ資産運用もしつつなのかは

それぞれの家庭事情やライフプランニング次第かと思います。

 

 

「繰上返済をした方がいいのは、住宅ローン金利が投資の利回りを超えている場合です。」

 

というコメントも記事の中にはありますが、

半分正解で半分不正解です。

 

まず下がりきった住宅ローン金利が、投資利回りよりも上回ることは、ほぼないでしょう。

少なくとも、私が労働所得があるうちはないです。

ただ、住宅ローン金利と投資利回りを比較するのは、

いまが投資利回りが絶好調なだけで、

下がることだってあるでしょう。

 

何に投資しているかでも投資利回りは変わってきますので、

一概には言えない、というのが持論です。

 

逆に、下記のような記事には好感持てます。

 

 

繰り上げ返済するデメリットを丁寧に説明してくれます。

 

団体信用生命保険の保険金額が減ってしまうってのは

大きなデメリットです。

 

 

結構「繰り上げ返済するのがよいかどうか」は悩みどころですが、

持論としては、労働所得がなくなって住宅ローンに苦しむよりも、

現役のときにある程度繰り上げ返済しておいて、

労働所得がなくなると同時に住宅ローンがなくなっているほうがよいのでは、

と思っています。

 

 

 

 

 

今年末で、私の住宅ローン控除申請が最後となります。

60歳で定年退職するとして、そこから逆算して、

いくら繰り上げ返済すれば、定年退職と同時に住宅ローンが完了するかは

計算済みです。

 

元々ないことを前提にして貯めていた「住宅ローン返済用」でしたし、

日々の有価証券の成績のグラフにも一切乗ってこないお金です。

 

これをすべて資産運用に回せたらなぁ~

 

なんてのは何度も考えました(笑)

 

私の場合は、別で不動産投資もやっていますので、

不動産投資は死亡保険

住宅ローンは就業中の死亡保険

という位置づけでやっていますので、

繰り上げ返済することには変わりないです。

 

ちなみに「一括返済」は反対です。

相当お金に余裕があるとき、いや宝くじが当たった時じゃないと

一括返済はしないなぁ~

 

 

ちなみに、私はこれらの記事に対し

「全面否定しているわけではないです」

 

検討するきっかけにはちょうどよいかと思っていますが、

あまりにも極論すぎるので、ミスリードしないようにと

考察しているにすぎませんので、悪しからず。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。