2024/04/23 有価証券の成績 住宅ローンの繰上げ返済は損?? | 目指すは「老後は不労所得だけで生活」。FPの投資記録

目指すは「老後は不労所得だけで生活」。FPの投資記録

都内某所の社内インフラエンジニアです。
主に
・FPとして、様々な投資成果のメモ
・気象予報士として、技能の維持と向上(きまぐれ)
について記事にします

 

本日までの推移。

金額は伏せておりますので、ご了承ください。

 

 

本日の日経平均は+113.55円でした。

 

■前営業日との比較

資産推移:+102,737円 

 

■本日までの資産推移のグラフ

 

 

※参考にさせていただいている書籍を紹介します。

 

 

 

 

きょうはこの記事を考察。

 

最初に申しておくと、「全員がこのパターンに当てはまることはない」です

 

長生きする人にとっては、定年退職後の住宅ローン返済は負担です。

「団信保険も含まれるから、やっぱり住宅ローンは返済しない方が良いのでは?」

と申しますが、普段から健康に気を遣い、全く他の保険には加入していないという人でない限り、

住宅ローンの団信保険は役に立ちません。

 

つまりは

タイトルだけの切り抜きだけで、繰上げ返済の損得は個人で判断しない方が良い

ということです。

 

 

 

 

 

 

記事をもう少し深掘りしてみましょう。

 

【繰り上げ返済はするな!①】実はお得な団体信用生命保険

購入した物件や、契約した住宅ローンによりけりです。

全てが当てはまるかどうかは、記事にもあるような計算にて、正しく判断した方が良いでしょう。

全ての団体信用保険が安いわけではないです、ちゃんと確認した方が良いです

 

 

【繰り上げ返済はするな!②】手元の資金を運用してみよう

これはほぼ正しいです。

過去に物件を購入するために銀行から借りたお金は「円の価値が高い時のお金」です。

10年前に3,000万円で購入した建物が、現在だと4,000万円でないと購入できないとなった場合、

1,000円分物件の価値が上がったと同時に、世の中的に円の価値が昔は高かったという意味になります。

 

円の価値が下がり続けている現在は、返済するよりも投資など運用して増やした方が良いでしょう。

ただし、冒頭でも話しましたが、定年退職後は年金生活がスタートします。

 

明らかに労働収入より低い年金収入の中で、

住宅ローンも支払い、運用も続けるとなると、生活費が危うくなります。

無理ない範囲で少しずつ繰上げ返済し、老後はローンから解放された方がよい場合もあります。

 

 

【繰り上げ返済はするな!③】住宅ローン減税を活用しよう

最初の10〜13年だけの話です。

住宅ローン減税の期間は繰上げ返済しない方がよい場合もありますが、

「繰上げ返済するな!」を強調するほどのポイントではないですね

 

 

 

 

 

まぁ、記事のタイトルで釣ろうとしているのかどうかわかりませんが、

こういう一方的な記事については、FPとしては見逃すは訳にはいきません

 

皆さんの手元資金を守るためにも、

丁寧に説明することが、FPとしての役割だと思っています。

 

私の考えですが、

老後はお金の不安なく過ごしたい

ことを目標に、資産運用しています。

老後、労働収入がない中で、住宅ローンを返済できるかどうかは私は未知数です。

老後にならないとわからないと思っています。

 

そんな不安を抱えたまま、

解決策などのプランがない状態で老後を迎えることが、1番のリスクです。

 

不安なく過ごしたいと考えている方は、

書いていることを鵜呑みにせずに、

一度は疑ってみると良いかもしれません。

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。