きょうの東京地方の天気は晴れ時々雨。
時々大粒の雨が降ることがあったが、南風の湿った空気の流入によるものだと思われる。
太平洋上には複数の台風や高気圧が配置されているので、しばらくは大気不安定になるのだろう。
さて、本日の予想天気図の考察。
熱帯低気圧に変化した台風11号は、九州南部に長く停滞する予想となっている。
この高層天気図では確認が難しかったが、T=48では熱帯低気圧の近くに南西から近づいてきた台風が位置しているそうだ。
熱帯低気圧と台風の二重の摩擦で、雨風が強くなると予想。
ここ数日は要警戒である。
700hPaの湿数を確認すると雲が生成されたりなくなったりと大気の変化が激しい。
その上500hPaの等温線では−6度線が日本列島に差し掛かっており、大気不安定になる要素がある。
台風接近や北側に低気圧と寒冷前線が通過することで、空気の入れ替わりが激しいので、天気の移り変わりには注意が必要だ。

