きょうの東京地方は概ね晴れ。
雲は予想しているよりも少し多めだったか、それでも十分に晴れていたので、梅雨明け?と疑う程度だ。
さて、本日の予想天気図の考察。
九州南部より南は低気圧が通りやすく、梅雨前線が停滞している。
ただ寒暖差は多少和らいでいるのか、降水量の予想がT=24をピークに以降では少なくなっている。
ちょっとずつ梅雨前線が北上し、沖縄地方では梅雨明けが間近なのかもしれない。
寒暖差が和らいだとはいえ、北と南の高気圧のせめぎ合いは強く、低気圧が東進しやすくなっている。
太平洋沿岸付近は低気圧の影響を受けるだろう。
本州付近は高気圧に覆われているとはいえ、ところどころで「L」の気圧の谷が確認。
大気不安定になりやすい。
700hPaの湿数線から、梅雨前線の停滞が徐々に北側に移ろうとしている。
500hPaの塔温泉が少し北に引っ込んでいることから、梅雨前線の北上を裏付けることができそうだ。
低気圧の東進に伴い、鉛直pが強いため、降水量や雨の振り方には注意が必要。
太平洋沿岸を通ることから、東海地方では南風が入りやすく、山の斜面にそって暖かい空気が上昇、雨雲を生成させやすくなっている。

