先週土曜日には、不動産投資を始めたきっかけについて触れてみた。
きょうは、最初の不動産投資について、過去を振り返りながら思い出してみようと思う。
最初に不動産投資したのは「区分マンション」。
結婚を機に、今後の投資方法を検討しようとFPに相談したところ、「不動産投資」という手段を紹介され、中堅の不動産業者から説明を受け購入。
場所は、東京都文京区で、最寄駅は「茗荷谷駅」。
とはいえ、11分くらいは歩くので、ちと駅からは遠く感じるかもしれない。
この辺りは大学が多いこともあり、学生をターゲットに需要はあるだろう、と思い購入を検討した。
価格は3,000万円。
新築物件なので、まあそういうものか、というノリで物件を絞った。
購入時期は2015年なので、その当時は高めな方だったと思う。
ただ、購入のサインをする前にやっぱり気になったのは家賃。
管理費込みで11万円という家賃。
うーん、私が学生で一人暮らしするなら、いくらオートロックで宅配ボックスとはいえ、この値段で物件を借りれるとは思えない。
そこは何度も不動産の人と相談したのだが、そのくらい取らないと利回りが悪いし大丈夫と言われた。
「大丈夫??」
まぁ、今なら「大丈夫」なんていう不動産の人からは購入しませんね(笑)
購入後はすぐに借主が入ってくれたので、初月から家賃収入はあって安心したが、1年くらいで退去。
家賃収入が入らないという危機が迫った。
空室保証を契約するという手もあったのだが、家賃の90%しか収入源がない。
しかも最初の2ヶ月は免責期間。
うーん、条件が不利すぎる。
色々交渉した結果、サブリースという形で落ち着く。
「サブリース」はあまり良いイメージが、この不動産会社が考えてくれたサブリース(元々はなかったらしい)は、かなり善良なほう。
途中、サブリース契約を解除され、通常のマスターリース契約に変更されたが、売却するまでの2022年までは、安定した家賃収入があった物件だった。
次回は、売却に至った理由と売却の流れについて思い出してみたいと思う。