まずは昨日の高層天気図の考察の考察??から。
関東地方は4/8の未明になるまで、雨や風が強く吹いていた。
他地方も、低気圧や寒冷前線の影響を受けたところはあったようだ。
さて、4/8 9:00発表の高層天気図を考察。
地上の予想天気図を見ると、中国大陸からの移動性高気圧に覆われ、久しぶりに穏やかな天気に恵まれる予想になっている。
12時間積算降水量も目立って確認できないので、4/9は晴れるところが多い。
500hPaの渦度の配置や等高線も蛇行が見られないため、偏西風も穏やか。北と南の空気の入れ替えはないと見られる。
気になるところは、T=12やT=24にまだ確認できる低気圧と寒冷前線。
日本列島から遠ざかるとはいえ、思ったよりスピードがない。
500hPaの等温線も寒冷前線が過ぎ去った影響で寒気が流入。九州まで−18で覆われている。
しかし850hPaの等温線を見ると、T=36の日本海付近で急な温度差ではないものの、「W」の暖気が確認。
日本海の大気で寒暖逆転が起きないかどうかは注視しておきたい

