ボディワークの実践をしたのは、ワークショップ2日目からでした。
初回から三度目(4日目)までは、前日教わったことを少し復習したあとに、
それぞれその日教わったことをメインにロミしていきました。
三度目の実践のとき。
その日は仰向けでのロミを幾つか教わり、
そして最後のときにもう一度、その教わったことを通しでロミするように言われました。
まずはTさんのロミを受けて、その心地よさにすっかり寝てしまいました。
そして今度は私の番。
ボディをしたあと、フェイシャル・・・・。
普段そんなにお人の顔をマッサージすることはない私。
で、そこでちょっと手順をひるんでしまいました。
手本をしてみせてくれていたホオカヒ先生が
ひとりの生徒に顔のロミをしながらいろいろと注意をしてくださいましたが
そのときのひとつに
このフェイシャルのロミは、受け手の人が自分自身を思い出していくためのものだから、
終わった後はそっとしておく・・・ように指示されていたのです。
でも、そのことをすっかり忘れ、自分の次の手順のことばかりが頭を過ってしまいました。
そして終わった後も、ほっとして、すぐにTさんに終わったことを知らせてしまったのでした。
まだ他の人たちが終わってはいなかったので
マッサージテーブルの横に座り、静かに皆が終わるのを待ちながら
いろんな思いが浮かんでいきました。
へこみ、おちこみ・・・・・。
そんな、感情でした。
終わってマッサージテーブルを片付けながら
涙が止まらなくなってしまい、部屋の隅で号泣してしまいました。
施術がどうの、上手下手とかではなくて、
相手を思い遣るロミができなかったことが、悲しかったのです。
あせってしまって、自分のことで精一杯・・・・でした。
そのまま皆で食事に行きましたが
私はまだ少し泣いたまま・・・。
そして食べながら、ある時点でふと
泣いている自分が可笑しくなって、いきなり声をあげて笑い出しました。
もー、可笑しくて、
そしていきなり笑い出した自分にも可笑しくて
暫く笑うのがとまりませんでした☆彡
はたから見たら、おかしなヤツだったでしょうね。
でも皆、そんな私を受け入れてくれていたようで
笑う感情と泣きたい感情をそのまま暫く受け入れておりました。
その翌日はホディワーク実践最後かも?の日でした。
私は今度は、去年もワークでご一緒させいただいたMさんと組みました。
先ずはMさんが私にロミロミ。
そして昼食をはさんでまたすぐに、今度は交代で私の番。
今回のワークシッョプで教わったことはなるだけ取り入れて行いたいと思いましたが、
それよりも、昨日の過ちのようなことがないことを、肝に銘じてロミし始めました。
ホオカヒ先生は相変らず私たちのテーブルのすぐ横で見ていらっしゃるので
やっぱりやや緊張もしてはいましたが、
かなり落ち着いてロミし始めることができました。
最初に先ず背面から行い、気持ちがのってきて暫くして
今度は前面の指示がありました。
Mさんにそっと、「仰向けになってください」と伝えましたが、「うん・・・・」と返事が帰っては来るものの、
なかなか仰向けにならないMさん。
どうやら、かなり遠方に行かれている様子・・・・。(^_^;)
ようやく仰向けになっていただき、ロミを続けました。
教わったことをなるだけあれもコレも入れたい」という気持ちが、ロミする前にはありましたが
そんなものは吹っ飛んで、Mさんのボディに必要なことをやっていく感覚で行ってました。
そして最後に、フェイシャル・・・。終了。
ふと周りを見渡したら、まだ皆ロミ中でした。
ありゃ。ちょっと早かったかなあ。
でも、ホオカヒ先生は、それでOK、座って、という指示をされたので
マッサージテーブルのそばに座って、皆が終わるのを待ちました。
ホオカヒ先生がそばを通られるとき、
「Berry good!」と言ってくださいました。
そこでようやく、「あ、おわった」と、ほっっっっとしました。
その後、皆終わって、Mさんも意識が戻ったらしく起きられて
「こんなふうに意識が飛んでいったのは初めての経験!」と感激していただきました。
先生からgood といわれるより、Mさんに心からリラックスしてもらえたことが
すごく嬉しかったです。
そしてそれは、もし私のロミでリラックスされたのではなくて他の人のロミでリラックスしていただけたとしても、
やっぱり嬉しいことに違いありません。
ワークショップの間中ずっと「通訳」のために緊張を強いられているMさんがリラックスしていただける時間を持っていただいたことが
私にとってはとても嬉しいことなのでした。
やっぱり、ロミ、素晴らしいです・・・。