ユーロ2012終わりましたね。
最後はスペイン圧勝?
まぁ、いろんな条件がスペインの味方をした部分も大きかったですが、
運やコンディション維持もやはり試合のうちというところでしょうか。
デ・ロッシを前半の早い段階で疲れさせたこともスペインにとっては大きかったかも。
後半は右足軽く引きずっていたし、リーグに影響でないことを願いたいですな。
守備と攻撃のバランスがとれるデ・ロッシが自由に動けなくなってくると
ピルロもモントリーボもワンタッチでパスを出せる場所がなくなり、
後ろのディフェンダーに戻すしかなくなるという悪循環にハマってしまう感じ。
しかも、キエッリーにとモッタの退場は不運というか、
久々に戻ってもボロボロ・・・
いかにここまでギリギリで勝ち残ってきたがよく分かるところ。
前半の途中でイタリアはほぼ足止まり始めていたところをみると
結局コンディションの差が結果にでてしまったというところでしょうか。
スペインもそんなイタリア相手に勝っている時のロスタイムのようなパス回しを
していたのはちょっと残念な気もするけど、イニエスタ、シャビのすごさが見えたのが
おもしろかったとこですな。
個人的には、2008年のときのようなパス回しの早いスペインが見ていて楽しかったけど。
今のスペインは今のバルサと同じで相手の良さを消すサッカーなので、
見ているとちょっとつまらない。足元ばっかりで、浮き球も出さないし。
欲を言えば、その分ゴール前でちまちましたゴールを入れるんじゃなくて、
もっとスペクタクルなゴールショーを見せてほしいところっす。
ボレーとか超ロング、ヒールとかとかファンタジスタなゴール!個人的にはですが。
強いのにゴールの印象が薄いのが今のスペイン。ただ、その分堅実で強いってとこですな。
全体で見ると、スペインはその完璧なサッカーで現在最強のイメージをより強くできたし、
イタリアは、復活宣言で、今後に期待を持たせてくれたし、
スペインを何度も崩したクロアチアや、やっぱり強いドイツ、
予選敗退でも可能性を見せたロシア、ポーランドなどなど面白い箇所はかなりあったと
思うっす。
唯一心配なのが、フランスとイングランド。
フランスは、まぁ・・・プラティニやジダンがいない。
イングランドは、相変わらず古いスタイルのサッカー。ルーニーが少し可愛そう。
まぁ、このあとイタリアの成功を受けてどういう方向にいくのかも
楽しみなところっす。
そして、来年のコンフェデ!
このスペインやイタリア、そしてブラジルら競合と当たれるであろう
アジアチャンピオン日本!どこまで戦えるか楽しみっす!
W杯前に、このチームと戦えるのは大きいっすね。
オリンピックもがんばれ日本!
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