The Doors/Peace Frog | コトラ a.k.a.ちょめちゃんのブログ
今日はだらだら~。

6月に新人ADが入ってくるので、先週から勉強のために
池上彰の「伝える力」を読んでるですが、
これが非常に読みやすくて、分かりやすくて
そして勉強になるっす。
職業柄、伝えるってのはほんと重要で基本だからにゃぁ~。
聞く事、伝える事、この二つはかなり大事なことを実感。
正直、伝える事はできても聞く事ができる人ってのは意外と少ないし、
聞く事はできても伝える事ができないという人も少ないと思うっす。
だいたい偏っちゃうものなのかしらんですが、
今、某会社の営業マンに関する映像の仕事をやらせていただいておりまして、
はや4作目。
やっていて感じるのは営業ってすごい大変な仕事だなぁと。
人間的に向き不向きもあると思うですが、
よほど適した人でない限り、ほんと徹底した準備が大事だし
さらにお客さんに対するアウトプットが、すべての人に適応できる能力が
問われるというやる事が多い上に、技術を超えた人間性の部分が問われるシビアさ。
でも、ちょっと見ていてすごい楽しそうな仕事にも見えるっす。
色んな人と関わる事で得られるものってのも成績以外にあるんじゃないかなと。
とはいえ、あくまで第三者目線だから言える事なので、
実際やったら、会いたくない気分でも会うというのは、
ほんと胃がおかしくなるほどのストレスをちょめちゃんは感じてしまうと思うけど(笑)
しかし、職業によると思うけど、その某会社の場合はお客様(お店)のコンサルタント的な
要素も現在必要になってきているそうで、
時代に合わせて徐々にやる事が変わってきているみたいっす。
映像も、ディレクターはPC使って仮編集できなければだめになってきてるし、
お客様の前で話す、伝えるにプラスして、予算の計算もやはりある程度できないと
効率的に仕事を回せなくなってきてるっす。
たぶん、予算の低下とスケジュールの短縮が大きな要因ですが、
やはり色んな面で見ても、当人の体力とキャパシティー以外では
共通意識の分散が減るので、非常に高効率だというのは実感するっす。
そうなってくると、プロデューサーも現在の予算管理、進行、営業以外に
企画的な頭脳もあると、一回目の打ち合わせだけで、話が大きく進むことになると。
徐々に作業が合理的になっていくのだろうなぁと予想してるっす。
ほんと日々勉強して、自分の才能を広げていかないと時代に軽く置いていかれてしまうのでは
とガクブルしとるっす。

ただ、どんだけ時代が変わっても重要なのは、仕事は人と人の作業。
部屋にこもって一人で仕事してる人はいいけど、
一般的な仕事は、やっぱ気持ちを伝えるということを大切にしないといけないなぁと。
それでいて、話を聞く力もないと。
ただ一方的に伝えるだけでは、自分を守っているかのような、
いわゆる保守的な意見にとられてしまうので、やはり聞くことができて始めて両立するのかなと。

今年に入って、インタビュー漬けになっているちょめちゃんが最近ちょっと感じることですが、
相手が話した事に対して、こういう風に自分は思うのですが、いかがでしょうか?と返した場合、
元の自分の意見に戻ってしまうか、ちょめちゃんの意見を広げていくかで、
自分を守りたいための保守的な意見だったのか、
自分も常に変わろうという向上心からの意見なのか、というのがなんとなく分かるっす。
まぁ、カメラの前で緊張することもあるのでそれが絶対ではないのですが、
だいたい、お、ちょっとすごいなと思う人は、「なるほど」と一言受けて
くっきりした返事を返してくるっす。そして、盛り上げるはずのこっちのテンションまで
あげられてしまうということが多いっす。
うちの社長がまさにこのタイプ。と、今ふと気づいたっす。
伝える、聞く、広げる、のせるがうまい。

まぁ、長々と特に着地点も考えずに書いてしまいましたが、
人と人はガンダムのニュータイプではないので、言葉を使わなければ伝わらないということ。
ビビビってのは一瞬はあるでしょうけど、
継続することはコピー人間でないかぎり難しいと思うっす。
そうなれたら、人はいつか時間さえ支配することができるさ(byアムロ・レイ)
ということで、恋愛を多くすると伝達能力が育つ、エッチがうまくなるというお話でした。
あと片腕がドリルだと土は掘れるけど、コーヒー飲みながらタバコは吸えないということでした。
・・・俺はいったい何が言いたかったのか・・・。
だれか教えてくれ!
とりあえず「伝える力」は面白いっす。読みかけだけど。



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