ケニー・レイ投手、ジム・ハウザー投手イーグルス復帰か | がんばれ東北楽天ゴールデンイーグルス
スポニチの記事によると両投手がメディカルチェックに問題なければ楽天復帰というニュースがあった

先日ザック・ラッツ選手の退団が発表され先発できる投手か野手の獲得が予想されており元オリックスのウィリー・モー・ペーニャの獲得かアンドリュー・ジョーンズの再雇用があるかもという見通しだったが意外であった
13年の優勝時のメンバー復帰となればファン心理としては嬉しいが、その反面フロントの迷走具合が透けて見えるようで少し複雑な心境でもある。秋季キャンプの記事でも書いたがハウザーの獲得はもしかしたらという程度でレイに関しては40歳という年齢もありほぼ獲得は無いと思っていた
客観的に見るとレイやハウザーじゃなくても他にいなかったのかという気にもなる

しかし二人の獲得に関する利点は日本の野球に熟知していることとテスト入団なので年棒が最低限で済むことである
去年のケビン・ユーキリスとトラビス・ブラックリーにかけたコストは足して5億。ユーキリスに盛り込まれた契約には20試合出場で3億満額支給という内容があり、21試合出場した後に偶然負傷が発症し (あくまで偶然である。満額支給が確定したからトンズラしたなどとは思ってない(ゲス顔)) 帰国してしまい阪神にいたマイク・グリーンウェルに並ぶ畜生っぷりをいかんなく発揮した
ブラックリーは1軍で3試合登板したのみでホームシックにかかり全くコストに見合わなかった
こういう事情からするとレイとハウザーはモチベーションやコストに面では全く問題はないはずである

公式発表はまだだが支配下選手で獲得したと仮定して2015年の楽天外国人選手は


野手:サンチェス、ウィーラー
投手:ミコライオ、クルーズ、レイ、ハウザー


現時点ではこうなる


開幕時の予想では1軍はミコライオ、サンチェス、ウィーラーはほぼ当確。あと一枠を今後獲得するかもしれない投手か野手とクルーズ、レイ、ハウザーの内から誰かとなる
去年の開幕に比べれば全くワクワクしないというのが現時点のファンの評価であろう

しかし今年は何を目指すのかによって変わってくる。自分としてはしばらくは育成のシーズンにあてるべきで優勝は無理だとふんでいる。ソフトバンクは松坂大輔を獲得、オリックスは中島裕之、小谷野栄一、トニ・ブランコ、ブライアン・バリントンを獲得した
FA選手やメジャー帰りをかき集めたからといって勝てるとは限らないが元々の戦力にこれほどの補強しているので分は相当悪い
例えるなら麻雀で同卓のうち二人が配牌時に跳満以上確定の手に対し、楽天はドラは0枚のうえ十三不塔でもやるのかという配牌なわけである。この場合はベタオリに限る

こういうシーズンに無理して大金をかけて海の物とも山の物ともつかないような選手を獲得し出場枠を与えるよりもチーム力の底上げを重視してほしい
則本や辛島や松井祐樹といったローテーションの主力に加えドラフトで安楽智大を獲得したのでこれらの選手を無理な起用をせずに成長させる時期だと思う

とは言ってもフロントや監督が「今年は無理なんで最下位でもいいし金かけませーん」なんて言えるわけもなく、外国人選手の獲得の仕方は「とりあえず形にしとくか」程度の補強に見えるがそれでいいのではないかと思っている



さてさて2015年はどんなシーズンになることか