後悔しない生き方 -番外編- | 妻と私の異世界生活

妻と私の異世界生活

2020年の春
妻が統合失調症を発症

突然、異世界に放り出された妻と私の闘病記録

急性期、休息期を経て回復期に入り安定したのも束の間、2023年の夏、妊娠発覚と同時に再発

いつかこのブログが誰かの助け舟になります様に。







-番外編-

前回の番外編の冒頭で述べた、

やっておきたい事の2つ目についてです。














この先、数年の働き方についてです。


妻の統合失調症が再発し急性期、


4月には赤ちゃんが産まれる予定、


この状況について真剣に考えました。














妻が安定した事を機に、


私は今年から係長をやっています。













24時間体制のメーカーのため、


トラブルがあれば夜中でも電話がきます。













ただ、それなりにやりがいもあり、


自分で言うのもなんですが、


出世コースにものせられています。













そんな中、


妻が再発し介護休業をとりました。


会社なのでいなくても回ります、


ただ上手く回るかと言えば違います。













係長のいない2ヶ月は、


係でのトラブルも増え、


係員の疲弊も相当なものだったようです。













私だからではなく、


係にとって係長不在の負担やはり大きいです。












この先の事も考えると、


今のポジションにいることは、


私にとっても会社にとっても良くない。













そう言う話を上司としました。


そして4月からは、


おそらく長めの育休を取ることを告げました。













上司は、


「そう思っているだろうと感じてたよ」


「人生で一番大事な時期だと俺も思う」


「ポジション含めて考えておくよ」


そう言って頂きました。













出世コースからは退きますが、


別にその事に後悔はありません。













これまで頑張ってきたのは、


そう言う性格だったからで、


出世したいからではありません。













学業で身につけた能力も、


出世のためではなく、


大袈裟に言えば、


過酷な状況下で生き抜くためです。














そう言う意味では、


今の状況を乗り切るために一役かっています。


無駄ではなかったと思えます。













上司はこうも言っていました。


「仕事はいつでもチャンスはある」


「子育てはその時しかないから」


「そう言う人生もありだと思う」


仕事と家族を天秤にかけるのは難しいです。















家族に降りかかる絶望がどんなものか、


すでに経験している私にとっては、


仕事での達成感や、


出世における満足感は些細なものです。














考え方も状況も人それぞれです、


大事なものから目を背けない、


そう言う生き方を選んでいきたいです。




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