-発症から1年7ヶ月後-
「料理が下手だから修行に行きたい」
妻の唐突な発言に妄想かどうかを探る、
「いつも美味しいけど、料理人になるんか?」
「違う、レシピ見ないとできない」
「みんな見てると思うけど」
「誰に聞いても余りもので適当に作るっていう」
「手間かけてレシピ見て作る方が利口やけどな」
と会話をしながら、
料理についての普通の悩みで安心しました。
妻は先にレシピを決めて、
必要分だけをスーパーで買う為、
余り物は基本的に出ません。
一人暮らしが長かった私は、
安いものを適当に買い、料理も適当に味付け、
当然材料を余らせるし味も日によって違いました。
そんな私から言わせれば、
必要分だけの材料を買い、
レシピを見て仕上げる妻を表彰したいくらいです。
一方で妻は、
適当に上手くできる人に憧れを持っていました。
適当に作る=レシピを網羅している
というイメージも持っていました。
急性期は泣きながら作っていることもよくあり、
「焦げたから捨てよう」
「濃くて体に悪いから全部食べたら死ぬ」
「レシピが書き換えられてる」
考え方が極端で妄想もありました。
休息期は
「焦げてしまったけど食べれるかな」
「ちょっと濃いからレシピにメモした」
微妙に発言が変わってきていました。
元の妻や、今の妻は、
「焦げたけど逆に美味しい可能性ありやな」
「レシピミスったかもや、まぁ食べてくれ」
と笑顔で言っていました。
そう思うと、
人格や性格と言うのも脳の状態次第ですね。
結局、
「そのままで充分」
と何度も言って修行は諦めてもらいました。
そもそもどこに修行に行くつもりだったのだろう。
薬の方は、
眠気が強いと言うことで変薬しました。
フルニトラゼパム 1mg→ニトラゼパム 1mg
また、
寝る時は副作用もでないので
寝る前のビペリデン塩酸塩 1mgを無くしました。
前回の薬量
サプリメントに関しては、
ナイアシンアミド500mgを、
フラッシュフリーナイアシン640mgに変更。
少し元気が出てきた妻は、
身体を動かしたいと言うので、
休みの日は河川敷でキャッチボールをしました。
私は元野球少年です。
-現在- (発症から2年半後) -回復期-
昨日今日と私は休みでダラダラしています
昨日は2ヶ月ぶりにスロットに行きました
妻が元気になり始めて、
自分の時間も作ってねと言われてから、
もともと行っていたスロットの勉強を再開
実は昨年、勝率ほぼ100%です。
今年の初打ちは+5万でした。
スロットの勝ち分の1/5は妻にあげます
「あと少しでもニューバランス買える」
ニューバランスに決めたみたいです(WL574Z)
私は購入した通帳ケースの整理、
重要なものを全部入れられて満足です
皮もしっかりしていて、
巾着袋も付いていました