妻と私の異世界生活

妻と私の異世界生活

2020年の春
妻が統合失調症を発症

突然、異世界に放り出された妻と私の闘病記録

急性期、休息期を経て回復期に入り安定したのも束の間、2023年の夏、妊娠発覚と同時に再発、そして出産

いつかこのブログが誰かの助け舟になります様に。






-マイホーム編-


お久しぶりです。


最近は娘を寝かしながら…


自分も寝ていくスタイルになっており、


なかなかブログを更新できずにいました。


心配された方、申し訳ないです。











さて、


気づけば本格的な冬が到来、


春に引き渡された新居で、


初めての冬を迎えることとなりました。











最近の新築では何処もそうですが、


我が家も高気密高断熱住宅となっています。


C値 0.30 Ua値 0.36 で、


断熱等級は6になります。












確かに夏は快適で、


エアコン設定も27度で充分でした。


ただ本領を発揮するのは冬だと聞いていたので、


どんなものなのか、


少し楽しみにしていましたが…


結果的に言いますと…


本領発揮しすぎて少し暑いです。











実際12月の初旬はまさかの昼に冷房…


我が家のリビングの掃き出し窓2つは、



南東向きで朝日が入るため、


早朝から少しずつ室温も上がって行き、


昼頃には26度となります。


暑がりの私と妻は冷房に手を出したわけですが、


「今年の冬おかしくない?

 あれ、私がおかしいのか?」


と妻も不思議そうでした。











最近でも夜のリビングは25度です。


朝方になっても23度まで下がるかどうか、


娘にもデグーにもちょうど良いか暑いくらい?


なのでほぼ暖房要らずの日々が続いています。


つけても22度設定で1時間ほど…


外気も朝は5-7度くらいなので、


それほど今年が特別暑いわけではなさそう…











各ハウスメーカーが、


必死に高断熱をうたう理由が分かりました。


確かに快適に過ごせますし、


電気代は大きく違うだろうと思います。












アパートでは窓のそばが寒く…


冷気がカーテンの下から漂うのですが、


それが全くと言っていい程ありません。


トリプル樹脂サッシ恐るべしですね。













と言うわけで、


割と温暖な地域に建てた我が家、


果たして断熱等級6必要だったかは謎ですが、


性能には満足しています。












誤算と言えば、


娘に買ってあげた冬用パジャマ…



暑がりが遺伝しているのか…


買ってきた初日以来着せても脱いで、


「ポイ」とランドリーの方に捨てられます。












そのためずっと半袖の肌着です。















-統合失調症 再発から2年4ヶ月-


週末は娘を大きな公園に連れて行きました。


テントを張る人もいて混雑していました。







最初は私と妻の両方の手を握りしめていた娘、


少し慣れると走り回り、


危ないことばかりしていましたが、


とても楽しそうな笑顔を見せてくれました。








妻は必死に追いかけたり、


汚れたら拭いて、転けたら立たせて、


帰りたくなくて泣き喚く娘を宥めたり、


帰宅後はぐったりしていましたが、


公園で遊ぶ娘の写真を見る妻の横顔は、


とても幸せそうに見えました。








「私が病気になったから、子供は無理だね」


統合失調症を発症してから、


何度もそんな事を呟いていた妻、


子育ての大変さやギャップに悩まされ、


病気の症状を抱えながらも、


時折り幸せを噛み締めている様に感じます。








帰宅後も興奮さめやらぬ娘、


昼寝をさせるため、


妻がベビーカーで散歩に出ると言う、


ゆっくり休んでてと言われましたが、


私は庭で洗車をする事にしました。








洗車の準備をする私の横を、


妻とベビーカーに乗る娘が通り過ぎた時、


「バイバイ」


と娘が大きな声で言ってきました。


バイバイの使い方も上手になったものだと、


感心しながら手を振りました。


妻も娘の大きな声に笑っていました。








そんな家族の姿を見て、


「私が病気になったから、家は無理だね」


と妻が悲しそうに言った家がここにあり、


「家を建てたら庭で洗車できるのにね」


と洗車好きな私に申し訳なさそうに言った事が、


実現している今にとても幸せを感じます。










何となく今の平穏な日々の中で、


一度は諦めた小さな幸せを回収している様な、


そんな気分になります。








夢中になって洗車をしていると、


妻と娘が散歩から帰ってきました。


ベビーカーの中には、


公園での疲れが押し寄せたのか、


ぐったり口を開けて眠る娘がいました。


私がただいまと言う前に、


妻が人差し指でシーと合図をしてきました。








何気ない姿ですが、


統合失調症の発症から再発までを、


側で見てきた私にとっては、


とても感慨深い姿に映りました。


洗車を終えると何故かパンツ一丁の娘が窓の前に…

起きてから一応、私を探していたらしいです。






楽天市場
ブラックフライデーで上手く買い物できず…
クリスマスシーズンなので悩みます。







-育児編 1歳7ヶ月-


1歳半健診にて、



ミルクはいいが哺乳瓶は辞めましょう、


と言われその日から辞めた娘のその後…













哺乳瓶を必死に欲しがったのは1週間、


ストロー飲みでミルクは与えていたのですが、


ミルクの味に気づいてしまったか…


それも欲しがらなくなり卒乳しました。













そして現在、


急に食欲旺盛になり一件落着です。


奥歯が生えてきたタイミングとも重なるので、


どちらの影響かは定かではありませんが…


硬めの物があるとぺろっと出すのもなくなり、


肉系を食べてくれるのは有り難いです。













ただ嫌いな物は首を振って拒否します。


まぁそりゃそうでしょう、


残念ながら大人の私でも、


目の前にグリンピースを出されたらそうします。














卒乳祝いという事で、


寒くなりすぎる前に動物園に行ってきました。

あまりにも外に連れ出していなかったので可哀想で…













図鑑やテレビで観る動物達を目の前にした娘、


指を指しながら満面の笑みで見て見て顔、


その姿に私達が幸福感に包まれました。













見せたかったキリンの不在は残念でしたが、


娘のテンションが明らかに上がったのは象でした。


ベビーカーでの全力前のめり


「ゾウ」「ゾウ」「ゾウ」














やっぱり大きさや迫力が物を言いますね。


最近はテレビでも象が出てくると、


「ゾウ!」とテンションを上げています。













そんな娘でしたが、


途中昼ご飯を食べて眠りにつきました。


後半は妻とゆっくり動物園を楽しみ、


次回は娘が寝てもいい様に、


逆から回って他の動物も見せようと話しました。













娘が産まれていなかったら、


もう行くこともなかっただろうなと思いつつ、


妻の楽しそうな姿も印象的でした。













父親としていく動物園は、


子供の頃に見た景色より目線は近く、


娘や妻の喜ぶ姿をただただ眺めている、


そんな場所でした。


「ジョージ!」