捨てたいけど捨てられない・・・
やりたいけど出来ない・・・
自分らしく生きたいけど人の目が・・・
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私の父は88歳。
認知症で、要支援２
身体は元氣で
毎日何度もお散歩をします。
お散歩をしたことを5分もすれば忘れるので
何度も何度もお散歩に行きます。
今が夏に向かっている時期なのか
冬なのかわからないから
毎朝のお散歩には手袋をしたがります。
デイサービスに行って帰った時に
今日はどこに行ってきたの？
と聞くとずっと家にいたと言います。
認知症ではない人からすると
え？なんで？
と思うようなことばかり。
だって、今散歩に行ったのを覚えているから
5分経っても覚えているのが当たり前だから。
今は夏に向かっているのがわかるから
手袋をしないのが当たり前だから。
今行って帰ってきたのだから
覚えているのは当たり前だから。
それは私の中の当たり前であって
誰にでもあてはまるわけじゃないんだよね。
それを頭ではわかっているのに
自分が思っていることと違うことを
言われると
イラっとするんだよね。
父を見ていると
人間は成長し続けてはいるけれど
最後は赤ちゃんというピュアな存在に戻ろうと
成長しているのかなあ
と思います。
考えて何かをするというより
本能というか
思うままに行動する。
だから、私たちから見ると
記憶が無くなっていき
退化しているように思うことも
ただ変化しているだけ
ある意味成長しているのだと思います。
赤ちゃんが少しずつ出来ることが増えて
子どもになり、大人になるときは
出来る事が増えていくから
見ていても楽しいしうれしい氣持ちがします。
でも、少しずつ出来ることが減って
どんどん赤ちゃんに変わっていくと
楽しいとかうれしいとかの氣持ちよりも
悲しい、寂しいと思う氣持ち強くなるから
イヤなのですよね。
でも、それが人間の成長過程なのかなあ
とつくづく感じます。
だから、
大きな声で怒ったり
支持命令をし続けても
お互いにイヤな思いをするだけで
何も良いことは生まれないのですよ。
そんなのわかっているわよ！
でもついついイラっとしちゃうの！
その氣持ちも分かります。
でも、
もし自分がいつもハッピーでいたいと
本氣で思うならば
自分がハッピーになるための行動をするしかないのです。
大きな声で怒り
支持命令し続けても
何も変わらないです。
出来ることはただただ
そうなんだねーと受け止め
何事もなかったように
一回、一回の場面を対応するだけです。
わかっているけれど
なかなか出来ないよう。
だって、イラっとする氣持ちは変わらないもの。
それでも、
自分がハッピーでいたいと思うならば
やるしかないのですよ(*^^*)
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