前回のブログの続きになります。
神域らしい静寂さにつつまれた明神池を後にし、さらに梓川の上流部にある徳沢を目指します。
徳沢は“奥上高地”とも称されるエリアで、観光客の姿が目立つ大正池~河童橋周辺~明神池とはうって変わって静かな雰囲気…穂高・槍などの峰々を目指す登山者の方や、この場所がキャンプ場にもなっている事からキャンパーの方を多く見かけます。
古くは牛などの放牧が行われていた徳沢。
現在はキャンプ場として色とりどりのテントが張られている草原は前穂高岳の眺望がバツグン!!
私が訪れた5月18日も、芽吹き間もない木々の向こうにそびえ立つ白い残雪輝く峰々の稜線を一望する事が出来ましたよ~!!
開放的な雰囲気につつまれた徳沢…5月半ば過ぎは草木の新緑も眩しく&みずみずしく、吹く風もとっても爽やか♪
キャンプ場内に設けられたベンチに座ったり、草の上にレジャーシートを敷いて寝転がったりして、ついついのんびり時間を過ごしたくなってしまいます。
実は草木が芽吹く時の徳沢には前穂高岳の山岳景観のほかに、もうひとつ絶対に外す事の出来ない美しさがあるんですよ~♪
そうです、林床一面を白く覆うかのごとく咲き誇るニリンソウのお花畑です!!
ニリンソウは上高地のほぼ全域で目にする事の出来る山野草ではあるのですが、明神周辺からこちら徳沢にかけては特にお花の密度が濃く、最盛期には遠目に眺めると地面が真っ白に見える場所もあるくらい♪
降雪量の少ない昨今は雪融け後の咲き始めも早く、新緑がもっとも美しくなる時季には既に見頃を過ぎている事も珍しくないのですが、この日はまだまだ至る所で可憐なお花畑を目にする事が出来ましたよ~!!
木漏れ日が射す森の中に咲く白いニリンソウ…みずみずしい緑の中で、やさしく爽やかな彩りを魅せてくれます。
徳沢キャンプ場のある徳沢園,徳沢ロッジの周辺に広がるニリンソウのお花畑はひときわ見事です!!
実はこれでも盛りの時季をほんの少し過ぎているくらいなんですよ。
徳沢を後にし、さらに梓川を上流に遡った所にある横尾を目指します。
昨年からひき続いて吊り橋の架け替えや登山道の修復などの工事が行われていたため、今回もいつもと違うルートを歩く事になりました。
でもこのルート、前穂高岳の東壁の険しく迫力ある山容を目の当たりに出来ますからね…ちょっと気に入ってしまいました♪
続きはまた後日、ご紹介させていたたきますね。
さてさて、富山でも先日8月1日にようやく梅雨明けし、いよいよ太陽ギラギラ輝く真夏がやってきました~!!
そしてその日を待ちわびていたかのように、黒部市の十二貫野地区のヒマワリのお花畑も見頃を迎えつつありますよ~!!
昨日、8月4日のヒマワリ畑の様子です。
見渡す限り一面に咲き誇るヒマワリ,ヒマワリ,ヒマワリ!!
先週末はまだ蕾が目立っていたのですが、ここ1週間くらいで一気に開花が進み、見ごたえ充分になっていましたよ~♪
黒部市の十二貫野地区では一昨年から地区内の休耕田にヒマワリの種を植える取り組みをしており、夏には各所にこのような素敵な黄色いお花畑が登場します♪
同じ品種のヒマワリですからね、ほとんどのお花はほぼ同じ背丈(1メートルくらいの背丈のものが多いようです)&同じ方向を向いているのですが…中には目立ちたがり屋さんもいるようです(笑)。
今年は地域全体でヒマワリ、実に150万本との事!!
まだ蕾の状態のお花畑も多く、これからお盆休みにかけてまだまだ楽しめますよ~♪
新川広域農道(通称スーパー農道)の枕野交差点からくろべ牧場方面に向かっていくと、道路沿いのあちこちにヒマワリが植えられているのが目に飛び込んでくると思います。
無料で楽しむ事が出来ますが、周辺には民家や細い農道などもありますので、車でお越しの際はご配慮をお願いいたします。