残雪輝く穂高・槍の峰々,雪融け水,草木の新緑…清澄さときらめきに満ちあふれる初夏の上高地[7] | H・てつののんびりブログ♪

H・てつののんびりブログ♪

黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの続きになります。

 

『もっとも上高地を象徴する景観』だと言っても過言ではない、河童橋付近からのぞむ穂高の峰々と梓川との共演風景…陽が高くなった時間帯も文句なしに素晴らしいのですが、陽が昇ってきて光が射し始める朝早い時間帯の山岳景観もとってもドラマチックで美しいんですよ~!!

 

早朝6時過ぎ…眼前に大迫力でそびえ立つ穂高の峰々に陽の光が当たり出すと、それまでモノトーンで黒々としていた岩稜が徐々に彩りを取り戻し、岩肌のグレーと残雪の白の対比が美しく映えるようになります。

そして梓川の水面に陽光が射してくると、その北アルプスブルーの水がキラキラときらめいて、より清澄な彩りを魅せてくれます。

日中は大勢の観光客で賑わう河童橋周辺も早朝は驚くほど静か…梓川の流れる音をBGMに癒しのひとときを過ごす事が出来ますよ~♪

 

早朝にこの場所を訪れた際、私はいつも散策路からちょっと河原に下りて、梓川の青さや透明度,空気の清々しさをより五感で実感しながらこの山岳景観と対峙する事にしています。

河原の木々にも朝陽が当たり始めて、みずみずしい新緑がより眩しく色鮮やかに映りましたし、まだ陽の当たっていない山肌のディープグリーンとの色彩の対比もとっても印象的だったなぁ。

5月18日の上高地…とにかくありとあらゆる色彩がとっても綺麗でしたよ~!!

 

穂高連峰と梓川とが描き出す絶景の山岳景観を思う存分楽しんだ後は、明神池を目指します。

 

河童橋から15分ほど歩いた所にある岳沢湿原も、梓川沿いとはまた一風異なる『水の風景』を描き出しています。

こちらからはまるでピラミッドのようなととのった三角形の山容の六百山を目の前にのぞむ事が出来ますし、流れが静かですので小鳥のさえずりがとってもよく聴こえてきますよ~♪♪♪

 

河童橋から歩く事およそ1時間、明神池に到着しました。

穂高神社の奥宮の神域でもある明神池…どこか池泉回遊式庭園のような趣が感じられますし、喧騒とは無縁の静けさにつつまれています。

爽やかな新緑につつまれる一之池に…

 

池の中に点在する大きな岩がまるで浮島のような二之池…こちらはまさに“神様がつくった神秘の池”という感じでしょうか。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

 

さてさて、今日から8月ですね~!!

こちらは今朝から夏晴れですし、明日以降もずっと夏空が広がるとの予報ですからね…おそらく今日、梅雨明け宣言が出されそうな気がします♪

 

黒部市の山あいの十二貫野地区では、恒例のヒマワリのお花畑も場所によっては見頃を迎えていますよ~!!

 

広い地区内の各所に休耕田を利用したヒマワリ畑がお目見えし、夏らしさいっぱいの景観を楽しむ事が出来るようになっています♪

数日前に開花状況を確認してきたのですが、ほとんどのお花畑ではまだ蕾がほころんでいない感じでしたので、お盆休みがスタートする8月10日あたりからがいい頃かなぁ。

 

今日のお昼過ぎから明後日8月3日まで、北アルプスの峰々をのぞむ絶景の山歩きに出かけてまいります。

剱岳や立山をはじめ、美しい山岳景観にたくさん出会えるといいなぁ。