みずみずしい新緑と北アルプスブルーの清流がきらめく初夏の北アルプス山麓[3]上市町・伊折より | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの続きになります。

 

初夏の剱岳山麓は芽吹いて間もない新緑の眩しさとみずみずしさはもちろんの事、何よりも美しくて爽やかなのは早月川を流れる清流の青さと透明度!!

私は勝手に『北アルプスブルー』と呼んでいるのですが、標高3,000М級の峰々に降り積もった雪が融けて生み出された雪融け水が大量に流れ込むこの時季はそれらがひときわ際立ちます。

冴えた淡いセルリアンブルーの清流はそのまま手ですくって飲めそうなほどの清らかさですし、白い残雪を輝かせた標高2,999Мの剱岳や大日の峰々との共演風景は清澄そのもの!!

 

5月3日、馬場島からの帰り道に毎年訪れている伊折地区の“秘密のスポット”に今年も行ってみましたよ~♪

『ふるさと眺望点』としてよく知られている伊折橋からもう少し上流のほうなのですが、ゴールデンウィーク&雲ひとつない五月晴れにもかかわらず、今回も私の他に人の姿はなし…おそらくほとんど知る人のいない、超穴場の絶景ポイントです♪

 

聴こえてくる音は勢いよく流れ下る早月川の清流の音のみ。

深さこそさほどではないものの、富山県内でも屈指の急流河川ですからね…気をつけないと大人でも簡単に足をとられてしまいますので、長靴を履いて浅い部分を選び、慎重に川に足を踏み入れます。

 

川の中にはこのように大きな石が幾つもありますので(もちろん上流から水の力によって流されてきたものです)、平べったくて座りやすそうな巨石に腰掛け、この素晴らしい山岳景観と対峙します。

手足を入れるとあっという間に感覚がなくなるくらいの冷たさなのですが、時折顔にかかる水しぶきはとっても心地良かったりもします♪

 

早月川にはダムがつくられていないため、流れもほぼ自然のまま…標高2,999Мの剱岳を間近に仰ぎ見る伊折地区では各所で四季折々の絶景に出会う事が出来ますよ~!!

 

それから、4月末から5月初めにかけての剱岳山麓には様々な山野草にも出会う事が出来ます。

中でもニリンソウは伊折地区の至る所に自生しており、剱,大日の峰々に輝く雪に負けず劣らずの美しい白の色彩を魅せてくれますよ~!!

 

特におススメの“ニリンソウポイント“は、剱青少年研修センターの跡地付近。

盛りの時季には県道沿いが一面のニリンソウのお花畑となり、白と緑とのパッチワークが本当に綺麗なんですよ~!!

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

さてさて、こちら富山でも先週末あたりから真夏並みの暑さが続いております。

北アルプスの峰々こそ雲がかかっていてなかなか姿が見えないものの、陽射しが届く日が多いため(そういえば、今年はまだ梅雨入りしていないんですよね…)まるでもう本格的な夏がやってきたのか?と錯覚してしまう事もしばしばです。

 

学校でも昨日からエアコンを稼働させていますし、玄関には体育の授業の際などに子ども達が涼めるようにミストシャワーや業務用の扇風機も設置しました。

早くも熱中症対策が欠かせない時季がやって来ましたね~!!

今夏も猛暑確定のようですし、充分に気をつけたいものですね。