みずみずしい新緑と北アルプスブルーの清流がきらめく初夏の北アルプス山麓[2]上市町・馬場島より | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

今日の富山は曇り空ながらも雨は落ちておらず、さほど蒸し暑くもなくて過ごしやすい感じです♪

本来でしたらちょうど今頃が北陸地方の梅雨入りの時季なのですが…週間天気予報を観ていても今週は陽射しの届く日が多いようですし、どうやら本格的な雨の季節の到来は来週以降になりそうです。

仮に梅雨明けが平年よりも早い時季になれば、今年の雨の季節はかなり短いものになりそうです。

 

しっとり降る雨に濡れて咲く姿が美しい紫陽花や花菖蒲も少しずつ咲き始めているのですが、もうしばらくは初夏の陽射しに映える花姿を愛でる事になるでしょうか。

 

さてさて、6月を迎えても雨の降る日が少ない富山ではありますが…空気や風は少しずつジメジメしてきているように感じられます。

夏並みに気温が高い事もあって北アルプスの峰々にも雲がかかりやすく、晴れていても峰々の姿はよく見えないという日が続いています。

 

5月初めから半ば過ぎにかけては五月晴れの日が多く、特にGW後半あたりは剱・立山の峰々も連日白い残雪を輝かせた美しい姿を魅せてくれていました。

梅雨入りこそしていないものの、やっぱり季節の歩みは少しずつ確実に進んでいるのでしょうね。

 

5月3日、標高2,999Мの剱岳への早月尾根ルート登山口にあたる上市町・馬場島に出かけてきたのですが、この日は汗ばむくらいの暑さだったわりには空気は澄んでおり、剱岳山頂から北方稜線へと連なる鋭く荒々しい稜線もくっきり!!

真っ青な空のもと、眩しい陽射しに白い残雪を輝かせていましたよ~!!

 

馬場島の標高はおよそ700メートル、剱岳山頂との標高差はほぼ2,300メートルあります。

5月上旬から半ばにかけての剱岳山麓は新緑もとってもみずみずしく、桜咲く頃にはまだモノトーンだった山肌も眩しくやわらかな緑色一色に彩られます。

 

さらには早月川にも大量の雪融け水が流れ込みますので、水量,水の透明度,水の青さともに一年中でいちばん高まります。

この日も北アルプスブルーの清流が音を立てて流れており、初夏を迎えて間もない剱岳山麓の風景も空気もより爽やかなものにしてくれていましたよ~!!

 

5月上旬…初夏を迎えて間もない時季の馬場島周辺、早月川渓谷の山肌。

ブナなどの広葉樹は芽吹いたばかりのまばゆい黄緑色や萌黄色をしており、常緑の立山杉との”緑の対比”もとっても美しく、まさに生命力に満ち満ちています♪

 

早月川の水面もこのとおり!!

あの純白の雪からこれだけ冴えわたるブルーが生み出されるとは…毎年の事ながら、本当に不思議&神秘的だなぁと感じさせられる気がします。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。