みずみずしい緑と北アルプスブルーの清流に彩られる晩春の北アルプス山麓[1]/新緑の黒部峡谷[2] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

今日の富山はとっても慌ただしい空模様でした。

 

早朝は青空と曇り空が半々くらいだったのですが、学校についてしばらくすると激しい降り方ではなかったものの、雨がシトシト。

そうかと思えば不意に雨が上がって真っ青な空が広がり、強烈な陽射しが照り付けて汗ばむくらいの暑さになりました。

ただ、それもつかの間…お昼前になると突然真っ黒い雲が空をおおって気温も10℃近く急降下し、強い風が吹きつけてきたのです。

その後再び雨も降り出し、さらに暴風警報も発令されましたので、子ども達は急きょ集団での下校となりました。

現在は雨は止んでいるものの、明日の午前中までは風の強い状態が続きそうです。

 

とはいえ今週末も五月晴れが期待出来そうですし、また新緑や清流きらめく北アルプス山麓に出かけてみようと思っております。

 

 

さてさて、今年は桜の季節から新緑の季節への移ろいが本当に早く、富山でも信州でも北アルプス山麓の彩りが一日ごとにどんどん変化していく感じでした。

前回のブログでも信州の後立山山麓・白馬村の大出公園からの満開の桜と残雪輝く白馬三山との共演風景をご紹介させていただきましたが、それからおよそ1週間後に再訪した際にはもう木々が芽吹き始めていましたよ~!!

 

不帰の嶮から白馬三山[白馬鑓ヶ岳,杓子岳,白馬岳の3峰の総称],小蓮華山へと連なる大パノラマを一望する事の出来る白馬大橋付近の松川のほとりからも、そんなやわらかな緑を帯び始めた木々と音を立てて流れる北アルプスブルーの清流,白い残雪輝く峰々が描き出す絶景をのぞむ事が出来ました!!

 

この時季に水量が増えるという事は、峰の雪融けもそれだけ進んでいるという事…心なしか前回訪れた時よりも峰の岩肌が目についたなぁ。

近くにあるキャンプ場には遅咲きの桜の彩りも残っていましたよ♪

 

後半は5月11日に出かけてきました、新緑眩しい頃の黒部峡谷の風景の続きをどうぞ。

 

黒薙駅のそばにかかる後曳橋(あとびきばし)はトロッコ電車の沿線では河原からもっとも高い場所にかけられている鉄橋でして、その高さ実に60メートル!!

もちろん歩いて渡る事は出来ませんので乗車したまま眺めを楽しむ形にはなるのですが、それでもその高度感はなかなかのものです。

 

午後の陽射しにまばゆくきらめく新緑…爽やかさに満ちた色彩です。

 

茶色い塊のようなものは岩ではなくて雪です。

近年は暖冬,少雪傾向が続いているものの、黒部の谷では5月でもあちこちに雪が融け残っているんですよ~。

 

落葉樹と常緑樹との共演,新緑の木々と白い雪が輝く峰との共演…どちらも5月の北アルプス山麓らしい美しさに満ちた風景です。

 

出平(だしだいら)駅を少し過ぎると、出六峰(だしろっぽう)と呼ばれる秀峰が見えてきます。

水墨画に描かれるような東洋的な雰囲気が印象的な岩峰でして、この日は傾き始めた陽にきらめいていました。

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。