白い残雪輝く穂高・槍の峰々,北アルプスブルーの清流,眩しい新緑…全てが美しい初夏の上高地[4] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの続きになります。

 

標高3,000Mを越える北アルプス穂高・槍の峰々を仰ぎ見る絶景ポイントぞろいの上高地ですが、中でももっともよく知られている場所は何と言っても河童橋ではないでしょうか。

上高地を紹介するサイトや記事などでもほぼ必ず登場する河童橋からの山岳景観…まさにこの地を象徴するものであると思いますし、大正池と同様に穂高連峰,清流,木々と“上高地の美しさ3要素”が全てそろっている点も大きな魅力である気がします。

 

私が訪れた5月18,19日は白い残雪を輝かせた穂高の峰々はもちろん、落葉松や化粧柳の新緑もみずみずしく眩しかったですし、心地良い音を立てて流れる梓川も素晴らしい北アルプスブルー!!澄みきった空の青さともいい勝負でしたよ~。

この時季の梓川には大量の雪融け水が流れ込みますので、水の青さも透明度も極限にまで高まります。

こちらは晩秋の黄葉の時季も映えるスポットなのですが、もっとも美しいのはやっぱり晩春から初夏にかけての新緑の頃であると断言出来ると思います。

 

河童橋の上からの眺めも文句無しなのですが、より梓川の青さと透明度を間近に感じよう!!という事で、川のほとりまで下りてみました。

 

この日は平日でしたが、おそらく修学旅行か遠足かなぁと思われる学生の団体の姿も見かけられるなど、河童橋の周辺は結構賑やかだったなぁ。

軽装の観光客が大半な中で、私は背中には登山用のザック&足下は登山靴という格好でしたので、何人かの方から『これから山に登られるんですか?』と声をかけられました(笑)。

 

河童橋からは、焼岳の姿もとってもいい感じに眺める事が出来ます。

左岸の落葉松,右岸の広葉樹、どちらもとっても美しく印象的ですし、焼岳もいかにも活火山らしいドーム型のととのった山容を魅せてくれます。

この時は見えませんでしたが、時折山頂から小さな噴煙が上がる事もあるんですよ~。

 

後半は前回にひき続き、6月24日に訪れた黒部峡谷の風景をどうぞ♪

 

欅平駅を出てすぐの場所にある奥鐘橋は上流側,下流側とも眺めの良さは抜群!!深く刻まれた谷と生い茂る緑の木々…黒部の深山らしい景観が眼前に広がります。

 

この日はあいにく雲に隠れていましたが、条件に恵まれれば北アルプス後立山連峰の峰々の姿をのぞむ事も出来ます。

 

花崗岩の白さと水の青さとの対比がとっても美しくて印象的…黒部川の水がこの時季にこれだけ澄んでいるのは珍しいんですよ~。

 

遊歩道のそばの崖にはシダや苔がびっしりと生えていました。

どうしてもダイナミックな景観に目が行きがちな黒部峡谷ですが、こんな美しさに触れてみるのもいいものかもしれませんね。

 

上流部の祖母谷(ばばだに)温泉まで歩いてみようと思っていたのですが、まだ準備、整備中との事で残念ながら途中の名剣温泉から先は通行止め…今度訪れた時のお楽しみという事にしておきましょう。

 

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

 

この週末の富山は大雨に警戒!!との予報が出されていたのですが、いい意味で予報が外れてくれて実際には時折雨がパラパラ降る程度、傘無しで外を歩ける時間も長かった感じがします。

とはいえ西日本や九州では土砂災害や河川氾濫が起きるような降水量になった地域もあるとの事ですし、まだまだ梅雨末期の大雨への警戒を怠ってはいけないようですね。