剱・立山との共演も街中でも美しい富山の桜[2]/230万本のチューリップに会ってきました[2] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

前回のブログの続きになります。

 

上市高校近くの上市川の堤防沿いの桜並木には、エドヒガンザクラなど何品種かの桜が植えられているのですが、中でもひときわ華やかなのはこちらの大きな枝垂れ桜です。

 

ソメイヨシノとほぼ同時期に満開を迎える、薄紅色の枝垂れ桜。

樹形もなかなか綺麗ですし、木の近くに立って向こうの景色を眺めてみると、まるで白い雪を輝かせた剱岳にそっとやさしい春色を添えてくれているかのよう…桜と北アルプスの峰々との共演、これぞ剱岳山麓の街ならではの春の美しさだなぁ♪

この日3月30日も、文句無しの絶景を魅せてくれていましたよ~!!

 

同じ品種の桜の木がズラッと並んでいる桜並木ももちろん美しいのですが、こんな感じでいろいろな種類の桜を愛でながら散策を楽しみ、時々立ち止まって剱岳との共演風景にも心ひきつけられる…それがこちら上市川沿いの桜並木の最大の魅力である気がします。

地元の方以外は訪れる人もほとんどいない、名もなき桜並木なのですが、満開の頃に一度歩いてみるときっと虜になると思いますよ~。

せっかくですので『剱・桜のプロムナード』と呼んでみようかなぁ(笑)。

 

『剱・桜のプロムナード』実はすぐそばを用水路が流れているのですが、そちら側のほうが枝の垂れ具合がいい感じです。

道路側に垂れてくると通るのに支障があるという理由で適度にせん定されているのかもしれませんが、桜は水(川)が大好きで、水のあるほうに枝をのばす傾向があるという話を聞いた事があります。

 

もしかしたら、本当にそうなのかもしれませんね。

 

それでは今回もひき続き、3月28日に歩いてきた桜満開の富山市中心部の松川べりの様子をご紹介させていただきますね。

 

安住橋を通り過ぎてさらに上流部、舟橋までやって来ました。

この辺りは県都の中心市街地とは思えないほど静かな場所…周辺に高い建物などもありませんので、川の両岸に植えられた桜並木と開けた青空だけが視界に入ってきます。

 

どこかノスタルジックな雰囲気が残る舟橋周辺…富山城址公園周辺とは違って訪れる人も少ないですし、ゆっくり桜を愛でたい方にはいちばんおススメ出来る、私も大好きな松川べりのお花見ポイントです♪

 

川幅も狭くて流れもゆるやかですし、やさしさとのどかさ、まさに“春爛漫の頃らしさ”につつまれている感じです♪

 

 

 

薄紅色のソメイヨシノと白い雪柳,それに黄色の連翹の春の3色コラボにも出会う事が出来ましたよ~!!

 

 

こちらは舟橋から下流方向の眺めです。

この後はいったん出発点の塩倉橋に戻り、松川べりでいちばん桜が華やかなポイントである華明橋を目指します。

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。

 

さてさて、今回もフィナーレはこちら…4月9日に訪れた黒部市のお隣、入善町で開催されていた『にゅうぜんフラワーロード』の様子を合わせてどうぞ~!!

 

手前から淡いピンク色,濃いピンク色,赤色,赤色&黄色…と、230万万本のチューリップが咲き誇る会場のお花畑。

来場者に楽しんでもらうのはもちろんなのですが、球根の栽培という大切な目的もありますからね…お花が終わりがけになると球根に栄養分を行き渡らせるため、一斉にお花が摘み取られてしまうのです。

 

 

 

桜に比べますと花期は長いものの、それでもほんのひとときの春の富山の彩りです。

それでも、これだけの本数のチューリップが咲き誇る様子を見られるところはそうそうないでしょうし、やっぱりその色鮮やかさ,華やかさは素晴らしいものだと思います♪

 

 

昨日には砺波市で『となみチューリップフェア』が開幕しましたが、開幕初日に早くも満開という前例のない状況になっているとの事です。

ほぼ間違いなく4月中に見頃を過ぎてしまうと思いますので、皆様どうぞお早めにお出かけください。