剱・立山との共演も街中でも美しい富山の桜[1]/230万本のチューリップに会ってきました[1] | H・てつののんびりブログ♪

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黒部市内の公立小学校に勤務しています。地元の富山やお隣信州の北アルプスの風景,春夏秋冬の季節の話題,日常の出来事などを中心に綴っています。

足早に駆けていく今年の富山の春…例年でしたら4月末頃に満開を迎えるはずの八重桜も既にチラホラ花びらが落ち始めているものもあるようですし、県花のチューリップも早くに開花していたものはもう花びらが大きく開ききっている感じです。

 

このままいきますと、今年のゴールデンウィークは春爛漫を過ぎて新緑が眩しい頃になっている気がするなぁ…。

 

今になってみますと、この春はソメイヨシノや枝垂れ桜がいちばん美しかったのは3月末だったように思います。

本来はお天気が変わりやすい時季でありながらもお花見日和の日が続きましたし、春霞がかからずに北アルプス剱・立山の峰々の姿がくっきりと見える日もしっかりありましたからね。

 

3月30日は桜がちょうど満開を迎えていたのに加え、剱・立山の峰々の姿もバッチリのぞめるという、まさにこれぞ文句無しの“富山の春”と呼べる日でした。

業務の引き継ぎもほぼ終わっていましたので、午後から年休をいただいて上市町と立山町にお花見に出かけてまいりました。

 

まず上市町では、上市高校のすぐそばを流れる上市川の堤防へLet‘s Go!!

こちらの堤防は細い道路が設けられているほか、河川敷の一部が広場になっていますので、地元の方々のお散歩コースになっています。

その堤防道路に沿って桜の木が何本か植えられており、春にはこのように美しい桜並木を眺めながら歩く事が出来るんですよ~。

 

上市川のせせらぎの音の心地良さももちろんなのですが、こちらの堤防道路沿いの桜並木のいちばんの魅力は何と言っても向こうに標高2,999Mの剱岳を仰ぎ見ながらのお花見が楽しめる点に他なりません。

 

富山の平野部で桜が咲く頃の剱岳にはまだまだ白い雪が輝いています。

白き剱岳と薄紅色の桜,それにやわらかな青空…この3色が,3要素の共演があるからこそ、富山の春は美しい!!

この春の山岳景観を観ていますと、何だかそんな気がしてまいります。

 

 

 

さてさて、前回のブログでも少しご紹介させていただきましたが、3月28日には早くも満開の彩りの時を迎えていた富山市の中心部を流れる松川べりの桜並木を歩いてまいりました。

 

塩倉橋周辺からのお花見を楽しんだ後は、まずは松川の上流部へ向かってみる事にしました。

富山県庁や県警本部の庁舎が建っているエリアにも、こんな見事な桜のプロムナードが…歩道もしっかり設けられていますので、安心して桜を愛でる事が出来ますよ♪

 

富山城址公園へと続く七十二峰橋から塩倉橋方面を眺めてみました。

今ではビルなどが立ち並んでいる富山の中心市街地ですが、かつてはこの場所から剱・立山の峰々の大パノラマを一望する事が出来た事が、この橋の名前の由来なのだそうです。

 

富山地方鉄道の市内電車が走っている安住橋(あずみばし)までやってきました。

 

安住橋から上流部の桜並木。

陽も高くなり、桜の木全体に陽射しが当たるようになってきましたので、薄紅色の花びらの華やかさ,やわらかさもよりUpしてきたかなぁ♪

 

 

ビオラやパンジーをあしらったブランコリースも飾り付けられ、春らしいムードを高めてくれていましたよ~。

 

 

今年の春の花ごよみの進み方、本当に早いですからね…見頃を迎えたチューリップのお花畑も合わせてご紹介させていただきますね。

4月9日、230万本の色とりどり,形とりどりのチューリップが見頃を迎えていた『にゅうぜんフラワーロード』の様子です。

 

午前中でしたので逆光ぎみで少し霞んでおりますが、お花畑の向こうに北アルプスの峰々の姿ものぞむ事が出来ましたよ~。

 

 

この日は海のすぐそばのチューリップ畑がいちばん華やかに咲き揃っていたかなぁ♪

となみチューリップフェアにも負けず劣らずの規模のチューリップイベント、無料で楽しめるというのが何とも嬉しいところです。

 

 

続きはまた後日、ご紹介させていただきますね。